「えっ…!」クルマでしか行けない「混浴大浴場」ドコ? 雪深い「酸ヶ湯温泉」 冬にあえて行く「雪景色ドライブ」の魅力は?
全国各地にはクルマでしかいけない温泉が点在しています。そのなかのひとつに「酸ヶ湯温泉(青森県)」がありますが、どのような場所なのでしょうか。
クルマで酸ヶ湯温泉の混浴大浴場「ヒバ千人風呂」に入ってきた。
クルマでしか行けない温泉には人知れぬ魅力があります。
そのひとつに雪深い山間にある「酸ヶ湯温泉」が挙げられます。
どのような場所にあり、見どころはどんなところなのでしょうか。
酸ヶ湯温泉は青森県の八甲田山周辺にあります。
八甲田山と言えば1902年1月にあった「八甲田山雪中行軍遭難事件」という199人の日本陸軍の兵士が亡くなったことはあまりにも有名です。
後に映画にもなっており、多くの人が八甲田山は雪深い場所というイメージを持っているかもしれません。
今回訪れたのは2月上旬、本来であればそれなりな積雪量が見込める時期ですが、出発地点となった青森市内に訪れた日は雪がまったくありません。
青森市内から酸ヶ湯温泉までクルマで真っ直ぐ走って約1時間。
雪国ということでスバル「フォレスター(AWD)」で向かいますが、標高が高くなっても雪は見当たらず。
そして山道をひたすら登っていき、「八甲田山」という看板が見え始めたころに、やっと道端に残る雪が見られました。
さらに標高があがっていくと雪や氷とどちらとも言えない路面になってきます。
そして八甲田ロープウェーを過ぎ、酸ヶ湯温泉まであと数キロというところで、本格的な雪景色かつ雪道が現れました。
雪道は慣れないと不安はありますが、スバルのアイデンティティでもある「AWD」が力を発揮してくれて、安心して走れ、雪景色を楽しむ余裕も生まれます。
目的地の酸ヶ湯温泉は八甲田山の西麓、標高約900mの高地に位置にあり、全国的にも有名な場所です。
1954年に環境が整ったすぐれた温泉地として「国民保養温泉地第1号」に指定されています。
国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため温泉利用の効果が十分期待された場所。
さらに健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づいて環境大臣が指定したもので、全国で80箇所近い場所が指定されています。
そんな酸ヶ湯温泉の名物といえば総ヒバ造りで160畳もの広さを誇る混浴大浴場「ヒバ千人風呂」です。
このヒバ千人風呂には、熱の湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝からなる4つの異なる源泉が存在し、青緑色の酸性硫黄泉が訪れる人を癒やしてくれます。
筆者としては男性側から入ると入り口側にある熱の湯が名前とは裏腹に長くじっくり入るには適温で、思わず「極楽…」と口ずさむほど。まさに湯治に最適と言えるものでした。
ヒバ千人風呂以外にも小浴場「玉の湯(男女別)」もあり、前述の4つとは異なる源泉でこちらは白濁した酸性硫黄泉が特徴です。
これらの5つの源泉の泉質はすべて「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められていると言います。
また酸ヶ湯温泉は日帰りだけでなく宿泊も可能です。昔ながらの木造2階建ての和室や2019年にリニューアルした洋室が用意される他、湯治など長期滞在用の和室もあります。
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名湯として知られる酸ヶ湯温泉。そして周辺の八甲田山は、四季折々の絶景を楽しめます。
冬であれば樹氷、春の新緑、夏のハイキング、秋の紅葉などクルマでしか行けない魅力が詰まっています。
秋田県の新玉川温泉(玉川温泉は冬季間営業していない)は自家用車では行けない。路線バスか観光ツアーバスでしか行くことができない。
少し前まで自家用で行けたので撮影目的でたまに行ってました。気づいたらマイカー通行禁止。
冬だと寒いので吹き上げる水蒸気もダイナミックで、噴泉付近も周りが見えなくなるほどの湯気。
確かに雪崩の危険もある場所なので分からなくも無いですが。バス以外で行く方法がないのは残念。
あと1品、生姜味噌おでんも食べれば良かったのに。そこまで行っといて勿体ない。
あと、路線バスは走行しているけど、そこに行く道は夜間通行止め(時間帯通行止区間)なので時間を忘れていると帰れなくなりますよ。
普通に一晩で70~100cm積もる事もあるのでエンジンかけたまま寝てると排ガス逆流で死にます。あと、標高が800mくらいだったかな?。市街地と違って気温は毎晩マイナスになるのでご注意を。
混浴ねぇ~・・・しなびれた人ばっかだよ