日産の新型「超オシャレ軽ワゴン」が“再”登場! 斬新すぎる「高級デニムシート」とオシャレブルーアクセント採用! 「ルークス×BEAMS」コラボモデルが来阪へ
日産は「大阪オートメッセ2024」に「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」を出展します。どのようなクルマなのでしょうか。
高級デニム素材を多用したオシャレな「ルークス」が来阪へ
日産は2024年2月10日から3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されるカスタムカーショー「大阪オートメッセ2024」に出展します。
日産ブースでは、1月に開催された「東京オートサロン2024」で披露し、多くの反響が寄せられた「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト・以下ルークス BEAMS)」も展示されます。
ルークス BEAMSは、日産の主力軽スーパーハイトワゴン「ルークス」をベースに、人気セレクトショップ「BEAMS」とコラボレーションし、内外装をオシャレに仕立てたモデルです。
ルークス現行モデルは2020年に登場した3代目で、広い室内空間や両側スライドドアなどの使い勝手はそのままに、先進運転支援「プロパイロット」の採用や、走行性能と燃費の向上が行われました。
2023年6月にはデザインの変更や、安全性能を強化させたマイナーチェンジが実施されています。
このマイナーチェンジモデルをベースに、「思わず出かけたくなるクルマ」をコンセプトとして取り入れ、デニム素材を内外装のテーマに使用しました。
運転に自信がない女性でも、お気に入りのブランドでコーディネートしたクルマに乗ることで、出かけたくなる気持ちを高めたといいます。
エクステリアはデニムの裏地をイメージしたグレージュとインディゴ(藍色)の2トーンとし、各部にビームスと日産のロゴを、ピラーやバンパー下部、ボディサイド下部などにはインディゴカラーのアクセントを施しました。
また、伝統的なデニムに施される裏面端部の処理「セルビッチ(セルビッジ)」と呼ばれるものをモチーフにしたホワイトアクセントをあしらっています。
ホイールは販売店オプションで用意するものをベースに、青とオレンジのアクセントを取り入れた専用品を装着。
ヘッドライト周辺は、マイナーチェンジで鋭い形状となりましたが、ブラックの隈取を施すことであえて親しみやすい雰囲気に仕上げています。
インテリアもデニムの世界観が取り入れられ、シート地やフロアカーペットにBEAMSの本物のデニム生地を使用。
セルビッチだけでなく、デニムのアイデンティティであるポケットも随所に設け、一部ではスマートフォンなどが収納できるサイズとするなど、利便性も高めました。
特にフロアカーペットはルークス BEAMSと過ごす時間を重ねるなか、経年で変化し“味”が出てくることで、さらに愛情が深まるようになっています。
新型ルークス BEAMSについて、日産担当者は以下のように話します。
「今回は女性をターゲットの中心に据えています。そのなかで『運転に自信がないから、気に入ったデザインのクルマで気分を上げたい』という声がありました。
カスタムを考える上で、自動車メーカーの考えにとらわれるのではなく、女性に人気のファッションブランドのコラボを企画しました。
さまざまなブランドがあるなか、斬新なファッションを提供しているBEAMSは“ファッションブランドを超えたものを創りたい”という思いがあり、これと日産の“自動車メーカーという枠にとらわれない活動をする”という思いが一致し、業界を飛び出すような新たな発想のもとルークス BEAMSは誕生しました」
東京オートサロンでの初公開時は、日産ブースでは多くの来場者から注目を浴びており、室内の仕立てやエクステリアのアクセントなどに興味を示す人が多くいました。
意外なコラボに驚く声だけでなく、実際の市販化を求める声も多く寄せられていますが、日産担当者によると「会場での反響が市販化への後押しになる可能性があります」と話しており、特別仕様車や限定モデルなど、何らかの形による市販化の実現に期待が高まります。
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