高速降りずに泊まれる!? 謎の「ハイウェイホテル」車中泊より快適ってホント? “泊まった感想”を利用者に聞いた 「のびのび寝るのも大事」と反響も
高速道路には「ハイウェイホテル」と呼ばれる施設があります。どういった所なのでしょうか。実際に宿泊した人に話を聞いたほか、ハイウェイホテルに興味を示すユーザーからも反響が集まっています。
謎の「ハイウェイホテル」どんな施設? 反響も
高速道路には「ハイウェイホテル」と呼ばれる宿泊施設が存在します。これについて、興味を示すユーザーからの声が集まっていたほか、実際に利用したことのある人からリアルな声が寄せられていました。
ハイウェイホテルは、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に併設された宿泊施設です。
東北道の「E-NEXCO LODGE佐野SA店」(栃木県佐野市)や「E-NEXCO LODGE長者原SA店」(宮城県大崎市)、東名高速の「ファーストラウンジ豊田上郷」(愛知県豊田市)、名神高速の「レストイン多賀」(滋賀県多賀町)など、全国様々な場所が挙げられます。
例えば東名高速上りの足柄SAにある「レストイン時之栖」(静岡県御殿場市)は、客室はシングル、ツイン、バリアフリールーム、和室と、1人利用から家族などの大人数利用までバリエーション豊かに用意されています。
シングルルームを例に見てみると、部屋にはセミダブルベッドが1台、26型テレビ、小型冷蔵庫、温水洗浄便座を完備したユニットバスなどの設備があり、無料のインターネット接続も可能です。
このほか併設の金時湯をチェックアウトの時間まで何度でも無料で利用可能できるなど、設備が充実しているほか、宿泊料金は、シングルルーム素泊まりの場合3000円台からと利用しやすい価格帯となっています。
実際に2回ほど利用したことがあるAさんに感想を聞いてみたところ、以下のように話します。
「わざわざ高速道路を降りなくても入浴や宿泊が可能なのは、ラクかつお財布にも優しいと感じます。
下道に降りて結果として高速料金がかさんだり、わざわざホテルや風呂を探す手間がないのも良いです。
施設としては平凡なビジネスホテルスタイルや無難な温泉施設が多いですが、それでも無いよりはありがたいし車中泊よりはずっと快適と感じます。
強いて言うなら全国に数えるほどしかハイウェイホテルやハイウェイ温泉、ハイウェイオアシスに宿泊施設、入浴施設がないので、もっと普及してほしいところです」
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ハイウェイホテルは数が限られている点がデメリットといえるものの、クルマで遠出をするユーザーにとっては利便性のある施設といえるでしょう。
ユーザーからは「利用してみたい」「一度泊まってみたいな〜」と興味を示す声が多数寄せられています。
また、実際に利用したことのある人からは、「車中泊よりは、しっかり身体を横にして休められるので身体は楽」「のびのび寝るのも大事なこと」「低価格帯だし利用価値アリだと思う」といった声も見られました。
ハイウェイホテルは高速道路を降りることなく宿泊できるほか、ETCを利用して高速料金を支払う場合は深夜割引が適用されるため、長距離移動にはコスパの良い宿泊方法といえます。
高速道路で出かける道中にハイウェイホテルがある場合は、候補のひとつとして検討してみても良いかもしれません。
足柄サービスエリアのレストイン時之栖、基本的にシングルの場合、JAF割りが適用されるものの、一般的なビジネスホテルと変わらない
周辺(御殿場市内)のビジネスホテルと比べて安くは無いし、朝食も無料サービスって訳では無い
ただ、高速を降りなくても良いので遠距離で利用した場合夜間割りも適用されて高速代が安くなるメリットもあるが、夜間割りの適用範囲が変更される為に、夜間割りの恩恵は無くなって仕舞う
しかし、ショートステイ(5時間以内)パックはお得で、当日予約無く空いてれば利用出来るものです
5時間以内のちょい仮眠で良いなら断然お得ですが予約出来ない為に、HPには掲載されて無いので要注意です
因みに、高速を利用しなくてもレストイン時之栖は利用出来る様に外部にアクセス路も有るそうです