ガソリンスタンドなのに「給油NG」なぜ!? 予備燃料に役立つ「携行缶」お断りの店舗多数! 「セルフ禁止/取扱厳重化」の理由とは

セルフ式のガソリンスタンドは、ユーザー自身でクルマに給油するのがルールですが、一方でユーザーによる「ガソリン携行缶」への給油については禁止されています。一体なぜなのでしょうか。

「携行缶への給油行為」自体を行っていない店舗も続々

 店舗での販売量にも制限があり、携行缶への給油は1店舗での1日あたりの販売は200リットル未満となっているため、22リットル以下の量を購入しようとした時でも、店舗での販売上限に達してしまった場合は購入できないことがあります。

最近のガソリンスタンドでは未自走&携行缶への給油は禁止されている
最近のガソリンスタンドでは未自走&携行缶への給油は禁止されている

 このように厳しい規制が設けられていることから、そもそも携行缶への給油行為自体を行っていない店舗も存在。

 例えばコスモ石油販売では、携行缶へのガソリンの販売は有資格者のいる店舗のみに限定して行っているといいます。

 実際に携行缶でのガソリン購入を考えている人は、トラブルを避けるためにも、事前に問い合わせて確認しておくと良いでしょう。

※ ※ ※

 クルマには気軽に給油できるガソリンですが、移動や保管にも適正な取り扱いが求められる危険物であることから、携行缶への給油には想像以上に厳しい制限が設けられています。

 携行缶で購入する必要がある場合には、基準に適合した携行缶を用いて必要な量だけ購入するなど、取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。

【画像】「えっ…」知らなかった! これが給油口の 「意外な構造」です(17枚)

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