日産「新型SUV」初公開! 斬新「ド派手ピンク」&「超ワイドボディ」採用! タフ顔の「新エクストレイル」実車展示
2代目エクストレイルの荷室にあっためちゃ便利な「引き出し」も再現!
鮮やかな蛍光グリーンが映える室内には、ラゲッジにスペアタイヤとエスケープラダー(砂地や泥にはまった際にタイヤ下に挟んで脱出するための板)を積載しています。
ラゲッジ下部分の引き出しは、2代目エクストレイルに設定のあった便利なアイテム「引き出し式ウォッシャブルラゲッジアンダートレイ」を再現したといいます。
ちなみに引き出しの中もしっかりチッピング塗装がされています。

「タイヤメーカーさんやカスタムを得意とするパーツメーカーさんも、エクストレイルを上手く改造していただいていますが、自動車メーカー自らができる限りのオフロードカスタムを施すとここまで行きつけるのかを示したかった、というのが、このエクストレイル クローラー コンセプトの狙いです。
担当したカラーデザイナーも、普段は絶対に選ばないピンクをボディカラーのベースに選び、その対極にあるグリーンを組み合わせるといったチャレンジもしました」(森氏)
このコンセプトカーを通して、ユーザーがどういった部分に驚いたり喜んでくれるのかといった反響を集め、商品化も狙っていくというから楽しみです。
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ちなみに展示車は、超大径タイヤのためフロントタイヤが幅広過ぎてハンドルを切ることができないらしく、さすがにこのままの姿で登場することは考えにくいところ。
そんな現実的な話はともあれ、こうした楽しすぎる提案を自動車メーカーが自らしてくれることは、ユーザーとしても大いに共感できます。
これまで築いたエクストレイルのイメージをぶち壊し、日産が純正品質で考える本格オフロードテイストのカスタムパーツ登場を、今後大いに期待したいです。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど



























