トヨタが新型「ハイラックス チャンプ」発売! アンダー200万円の「全長5m前後」仕様をタイに! 日本も実車展示で「反響多し」 今後どうなる?

2023年11月にタイで発表された新型「ハイラックスチャンプ」。日本でも「東京オートサロン2024」で参考出品され、大きな話題を呼んでいます。果たして、今後日本で発売されるのでしょうか。

新型ハイラックスチャンプ発売! 日本でも展示! 今後は?

 2024年1月に日本でも実車が公開された新型「ハイラックスチャンプ」ですが、ユーザーからどのような反響があるのでしょうか。
  
 また、すでに先行して同月にタイで発売開始されましたが、どのような仕様が存在するのでしょうか。

トヨタ新型「IMV0(タイ名:ハイラックスチャンプ)」
トヨタ新型「IMV0(タイ名:ハイラックスチャンプ)」

 新型ハイラックスチャンプのベース車となる「IMV 0」は、2022年12月にタイで開催された「タイトヨタ60周年式典」でお披露目。

 その後、2023年8月にインドネシアでは「ハイラックス ランガ コンセプト」、フィリピンで「ハイラックス タマラオ コンセプト」と、それぞれの国にマッチするサブネームが付けられてコンセプトモデルが展示されました。

 また前述のタイでは、2023年11月に市販モデルとしてハイラックスチャンプが発表され、今回の発売に至ります。

 一方の日本では2023年10月-11月に開催されたジャパンモビリティショーにて、トヨタがIMV 0として日本初公開しました。

 また2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」では、群馬県を中心にトヨタ車の販売などを手掛ける群馬トヨタがタイから新型ハイラックス チャンプを輸入し、参考出品として展示しています。

 東京オートサロンに展示した意図として担当スタッフは「日本導入は未定です。しかし、展示することでユーザーの反響を知りたいとうことで展示しました。日本導入には安全性や排出ガス規制などで販売出来ないので、検討してきます」と話していました。

 なお群馬トヨタでは、東京オートサロンにて荷台にどんな架装をしたいのかというアンケートを実施。夏のイベントではその架装仕様を展示する予定となっています。

 そんな新型ハイラックスチャンプについて、ユーザーからは「デザインが良い!欲しい」「日本でも売ってほしい」「これは趣味車に良い!」という声が見受けられました。

 一方でタイではすでに販売が始まっていますが、価格は45万9000バーツ(約192万円)から57万7000バーツ(約241万円)となっています。

 ボディサイズはショート仕様(全長4970mm×全幅1785mm×全高1735mm)と、ロング仕様(全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mm)の2種類を用意。

 パワートレインはガソリン車(2リッターと2.7リッター)、ディーゼル車(2.4リッター)という合計3種類をラインナップし、6速AT/5速MTを組み合わせ駆動方式は2WDとなっています。

 さらにタイでは、独自にカスタマイズする架装文化が存在しており、そうした市場状況を受けてタイトヨタでは新車時から複数の架装を選択出来る仕組みを用意。

 現在は9つのビルダーによるコンプリートカーが用意されており、ホームページではタイでの法人向けに「ドライキャビネット(荷室にBOX搭載)」、「冷蔵車(荷室に冷蔵BOX搭載)」、「移動営業車・フードトラック」、また個人向けに「RV(荷室が居住空間)」、「キャンピングカー(荷台にルーフテント)」といった仕様を選べます。

 オプションは8万バーツから(約33万円)から200万バーツ(約831万)と、架装により様々なプランが用意されているようです。

 なおタイでは若年層をはじめ幅広いユーザーが興味・関心を示していると言います。

※ ※ ※

 このように日本やタイで盛り上がりを見せている新型ハイラックスチャンプ。

 今後は、前述のインドネシアやフィリピンで正式発表・発売されると見られます。

 日本での発売は未定ながら、注目度は高いことからも近い将来には導入されるかもしれません。

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