なぜ「ガソリンスタンドの屋根」は“平ぺったい”? 雪が積もったらどうするの?「平坦タイプ」が“圧倒的多数”の理由とは

その一方で「珍しいデザイン」のガソリンスタンドも存在!

 多くのガソリンスタンドでは平らな屋根が設置されている一方で、個性的なアーチ型や、傾斜のある屋根を設置している店舗も存在します。

雪国のガソリンスタンドには、様々な工夫が凝らされています。
雪国のガソリンスタンドには、様々な工夫が凝らされています。

 例えば、千葉県市川市の「アクシス行徳」は、アーチ型(ドーム型)の屋根を設置しています。

 また、傾斜のある屋根を設置している店舗でもとりわけ珍しいタイプなのが、和歌山県田辺市の「コスモ石油 本宮SS」。

 この店舗の屋根は、白と黒を基調にした屋根瓦風のデザインを採用しており、一見するとガソリンスタンドとは思えないユニークなものです。

 さらに寒冷地では、支柱に向けて内側に傾斜しているY字型の屋根も見られます。

 これは「無落雪屋根」と呼ばれるタイプで、内側に溶けた雪や水を集めることでガソリンスタンドの利用客に雪が落ちない構造となっているのです。

 また、このタイプは屋根にヒーターを内蔵しているものが多いということです。

※ ※ ※

 多くのガソリンスタンドでは「経済的合理性」を踏まえて平坦な屋根を採用している一方で、寒冷地のガソリンスタンドではしっかりと雪対策が図られるなど、地域によって様々な工夫が凝らされています。

 記事で取り上げた他にも色々な形状の屋根があるので、ガソリンスタンドに立ち寄った際には、屋根に注目してみると面白いかもしれません。

【画像】「えっ…!」 これが意外な「屋根の構造」です(23枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー