なぜスズキ新型「ジムニー5ドア」日本初公開!? 日本でも”買える日”来た? タフ感高めた「待望のコンパクトSUV」実車展示
スズキ新型「ジムニー5ドア」は、インドや南アフリカなどの地域で展開され始めましたが、未だ日本への導入は明らかとなっていません。そんななか、2024年1月12日から14日まで幕張メッセで開催された「東京オートサロン 2024」にて、新型ジムニー5ドアが日本で初めて実車展示されました。
日本で未発表の新型「ジムニー5ドア」まさかの実車展示!
2023年1月にインドで世界初公開されたことで話題を集めたスズキ新型「ジムニー5ドア」。
2024年1月12日より14日まで開催された「東京オートサロン 2024」にて、同車の実車が日本初公開されました。今回、展示を行ったのは“スズキ”ではなくトヨタ「ハイラックス」などのカスタムや並行輸入の自動車販売を行うアクセルオートコーポレーションです。
なぜ新型ジムニー5ドアの展示に至ったのか、担当者に話を聞きました。
ジムニーシリーズは、世界194の国と地域で活躍するスズキのコンパクト4WDです。
日本では、軽自動車のジムニーの車体や骨格をベースにオーバーフェンダーなどでサイズを拡張したほか、小型車用エンジンを搭載したモデルを「ジムニーシエラ」という車名で販売しています。
海外では軽自動車規格が存在しないため、ジムニーシエラが「ジムニー」として販売されています。
2023年1月には、インドで開催された「Auto Expo 2023」にて、3ドアのジムニーシエラの車体を延長し、後部ドアを追加した新型ジムニー5ドアモデルが世界初公開されました。
その後インドでは同年6月から販売されているほか、南アフリカにも展開されるなど、着々と販売地域が拡大されつつあります。
一方で日本市場においては、現時点で未発表であり、導入が行われるのかすら明らかとなっていません。
そんななか、2024年1月12日より幕張メッセで開催された東京オートサロン 2024では新型ジムニー5ドアがお披露目され、日本で初めての実車展示となりました。
展示していたのはスズキではなく、並行輸入車の販売などを行っているアクセルオートコーポレーション。今回の実車展示について担当者は以下のように話します。
「新型ジムニー5ドアモデルは、弊社で並行輸入を試みているクルマで、日本で一般向けにお披露目するのは今回が初となります。
今後は、一般販売につなげていきたいと思っています」
とはいえ、今回展示された車両にはナンバーがついておらず、登録車ではない状態だといいます。
これについて前出の担当者は、「書類の関係や衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)がついてないことが登録におけるハードルとなっています」と話していました。
ちなみに、どの地域で手に入れた車両なのか聞いてみたところ、「そちらについて詳細は回答しかねます」と詳細の情報についての回答は得られませんでした。
今回展示されていたのはキネティックイエロー×ブラックの2トーンカラーをまとったモデルで、オフロードタイヤを装着していたほか、SHOWA GARAGE製の1インチのリフトアップキット、ルーフラック、リヤラダーが備わっていました。
※ ※ ※
新型ジムニー5ドアは、世界初公開時から絶えず注目を集めており、日本への導入について期待を寄せる声も多く集まっています。
このためSNSでは、「オートサロンにジムニー5ドアいた!!!」「5ドア置いてあったのか!」と反応する声のほか、展示していたアクセルオートコーポレーションの公式SNSでも「5ドア大人気です」と投稿されており、注目度の高い様子がうかがえます。
果たして新型ジムニー5ドアはいつ日本市場へ導入されるのか、引き続き注目が集まります。
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