日産が「新型コンパクト“スライドドア”ハイトワゴン」車中泊仕様を実車展示! ガチ“キャンプ”仕様「タウンスター」ドイツでお披露目へ
日産のドイツ法人は、新型「タウンスターEV キャンピングカー仕様」を、2024年1月12日から21日まで開催のアウトドアイベント「CMT2024」に出展します。
新型「タウンスターEVコンビ キャンピングカー仕様」初公開
日産のドイツ法人は2024年1月4日、新型「タウンスターEVステーションワゴン キャンピングカー仕様」を、ドイツ・シュトゥットガルトで2024年1月12日から21日まで行われるアウトドアイベント「CMT2024」に出展すると発表しました。
タウンスターEVステーションワゴン キャンピングカー仕様とは、どのようなクルマなのでしょうか。
タウンスターは、日産が欧州で展開するハイトワゴン・ミニバン及び商用バンのシリーズです。
アライアンスを組むルノーから供給されるOEMモデルで、同社の「カングー」がベースとなります。
2021年9月27日に欧州で世界初公開され、通常のエンジンモデルに加えBEV(バッテリーEV:電気自動車)モデルが存在します。
ルノー日産三菱アライアンスによるCMF-Cプラットフォームをベースに、ショートホイールベース(SWB)版とロングホイールベース(LWB)版の2種類のボディタイプをラインナップし、それぞれリアにスライドドアを備えるほか、優れた積載性を誇ります。
今回出展される新型タウンスターEVステーションワゴン キャンピングカー仕様は、タウンスターの5人乗り・SWB版BEVモデルに、ルーフテントやオールテレーンタイヤを装着したアウトドア仕様車です。
ボディサイズは、全長4486mm×全幅1860mm×全高1893mm(ルーフキャリアなどの装備品を除く)。
日本国内で販売されているクルマで比較すると、ホンダ「フリード」やトヨタ「シエンタ」といったコンパクトミニバンよりひと回り長く、幅広いというサイズ感です。
エクステリアは、日本のDNAを反映したという組子模様を取り入れたグリルや、LEDデイタイムランニングライト、ロービームヘッドライトを装備した精悍なデザインを採用。
インテリアは、デュアルゾーンオートエアコンや後席用ファン、ヒーターが標準装備され、すべての乗員が快適なドライブを楽しめる仕様です。
加えてキャンピングカー仕様として、新たなデザインの18インチホイールをオールテレーンタイヤと組み合わせて装備するほか、ルーフテントやサイドタープが装備されています。
ルーフテントは、イタリアのテントブランドであるマジョリーナが展開する「Maggiolina Airlander Plus Black」で、就寝エリアは130cm×210cmと大人2人が快適に宿泊可能なスペースを持ち、クランクで簡単に展開することができます。
高さ調節可能なアルミニウム製のはしごも備わり、両サイドに設けられた開口部からルーフテントの内部にアクセスできます。
さらに室内のキャンピングカー機能としては、チューニングブランド・自動車部品を手掛けるイルムシャー製キッチン モジュール「Irmscher i-BOX」が両後部に取り付けられます。
2口ガスコンロとシンクに加え、14リットルのクーラーボックスも備えます。
さらに、キッチン用品の収納や、ナイフや作業台を収納できる引き出しも装備したモジュールで、それぞれ簡単な手順で個別に取り外したり、再度取り付けたりすることが可能となっています。
パワートレインは、最高出力122馬力、最大トルク245Nmを発揮するモーターを採用し前輪を駆動し、これに45kWhのバッテリーが組み合わされ、最大航続距離は285km(WLTC)です。
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CMT2024はキャンピングカーをはじめ、自転車やアウトドア用品などを紹介するイベント。
日産ではCMT2024に、タウンスターEVステーションワゴン キャンピングカー仕様に加え、大型の車中泊ミニバン「プリマスター シーサイド by デスレフ」なども展示される予定です。
ハイトなワゴンって、操縦安定性も落ちるし、上に積むのなら、全高も気にしなければならない。室内もめいいっぱい積むなんてなさそう。空調も効きにくい。
車がハイトだから着座位置も高くしたのでは、高くて乗のせにくい。家族を乗せやすい最小限の高さとで良いのだけどと思う。完全に愚痴になってしまった。
エアサスに変えて、高さを調節といった方法もあるが、市販車を弄りたくない。
と思うのは自分ぐらいか。