ホンダ新型「フリード」登場か!? “2024年”はどんな「新型車」登場する? 「カムリ」や「エルグランド」も可能性ありか
トヨタ新型「センチュリー」や新型「アルファード/ヴェルファイア」、ホンダ新型「WR-V」、三菱新型「デリカミニ」など2023年は様々な新型車が発表されました。では今年2024年はどのような「新型車」が登場するのでしょうか。その可能性を検討してみました。
2024年どんな新型車が登場する?
ついに2024年がスタートしましたが、今年登場しそうな「新型車」は、どのようなものがあるのでしょうか。
フルモデルチェンジの可能性があるクルマを予測するため、現行モデルでモデルライフが長くなっている古めのモデルをピックアップしてみました。
トヨタの現行ラインナップで、最も古いモデルは2016年発売の「ルーミー」です。ただし、こちらは今、問題発覚中のダイハツからのOEM製品ということで、2024年に新型が登場する可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
では、トヨタ開発・生産のモデルで古いのは何かといえば、2017年発売の「カムリ」。現在、日本での発売は終了となっていますが、北米市場では、最新の11世代モデルが11月に発表されています。日本に導入するなら、今年くらいには登場する可能性があるかもしれません。
ホンダの古いモデルとなるのが、2016年発売の「フリード」です。コンパクトミニバンで、いまだにしぶとい人気を保っていますが、ライバルとなるトヨタ「シエンタ」が2022年にフルモデルチェンジしています。
競争力を維持するという意味から、さすがにそろそろ新世代になっても良いはず。新型が期待したいモデルです。
ちなみにホンダは2024年春にコンパクトSUVの「WR-V」とセダンの「アコード」の発売を予告しています。こちらは、すでに予約が開始されています。
日産で古いモデルとなると、2007年発売の「GT-R」、そして2010年発売のミニバンの「エルグランド」の2台。「GT-R」は2024年モデルが発表されていますから、今すぐの新型登場はありえません。
一方で「エルグランド」は、いつフルモデルチェンジになってもおかしくないほどの古株。いったいどういうことになるのか、逆に聞きたいほどのロングセラーです。
また、それ以外のモデルで言えば、EVである「リーフ」の2代目モデルが2017年発売でした。
昨今のEVシフトのブームを考えれば、これもいつフルモデルチェンジしてもおかしくない1台。世界に先駆けて登場した量産EVであるリーフが、この先どう進化するのかに注目です。
マツダで古いとなれば「マツダ2」と「マツダ6」、そして「CX-3」の3台です。コンパクトSUVの「CX-3」の誕生は2015年、「マツダ3」は前身となる「アクセラ」が2014年、「マツダ6」は前身「アテンザ」がさらに古い2012年に発売されています。
ほかのメーカーであれば、とっくにフルモデルチェンジしていてもおかしくないほどの長いモデルライフを送る3台です。2024年に新型が登場しても不思議ではありません。
また、マツダはラージ商品群として2022年に「CX-60」を発売していますが、そのバリエーションとして、日本には3列シート版の「CX-80」の導入も予告しています。
新型CX-80の詳しい導入時期は発表されていませんが、近い時期であることは間違いなし。2024年の登場を期待しましょう。
スバルは、2018年発売の「フォレスター」が最古のモデル。ただし、北米では新型モデルが2023年11月に発表されています。2024年に日本導入される可能性は、非常に高いのではないでしょうか。
スズキは軽自動車の「ラパン」とSUVの「エスクード」の発売が2015年で、最も古いモデルとなっています。そして、次点となるのは2016年発売の「イグニス」。ただし、3台とも売れ筋ではないという意味で、もう少し引っ張る可能性も。
それよりも2017年発売である「ワゴンR」のフルモデルチェンジの方が先かもしれません。どちらにせよ、これらの顔ぶれには要注意です。
最後にダイハツですが、これは現在の認証申請の不正問題が解決するまで、新型車の登場は可能性が低いと言わざるを得ません。問題がどのように決着となるのか、まずはその行方に注目です。
マツダ3ではなく2では?