全長“長め”のスズキ「“2人乗り”ジムニー」!? オフローダーな“ピックアップ”仕様! タフギア感ハンパない「本格カスタム」の正体とは
2024年1月に東京オートサロン2024が開催されますが、2019年に開催された同イベントには、スズキ「ジムニーシエラ」をベースにした斬新なコンセプトモデルが登場しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「ピックアップ」な派生モデルを大胆に提案!
世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン」では、毎年様々なカスタムカーやコンセプトカーが登場します。
2024年1月には東京オートサロン2024が開催されますが、2019年に開催された同イベントでは、スズキ「ジムニーシエラ」をベースにした「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」が登場していました。
スズキの小型SUV「ジムニー」は、コンパクトなボディサイズでありながら本格的な悪路走破性を備える四輪駆動車として、1970年の初代モデル誕生以来幅広いユーザーから支持されている軽自動車および普通乗用車です。
現在は軽自動車版がジムニー、1.5リッターエンジンを搭載した普通乗用車版が「ジムニーシエラ」の名称で販売されています。
そんなジムニー(シエラ)をピックアップトラック仕様へとカスタムしたジムニーシエラ・ピックアップスタイルが、東京オートサロン2019に登場しました。
ジムニーシエラのキャビンの後方を大胆にカットし、荷台部分にスズキの軽トラック「キャリイ」用の荷台を流用・加工した上で取り付け、全長を300mm延長。
このカスタムによって、キャンプや釣りをはじめとするレジャーで使用し汚れた用具も気兼ねなく積載できる実用性の高い荷台を獲得しています。
ジムニーシエラ・ピックアップスタイルの外観は、実用性と悪路走破性を両立した“タフギア”を実現。フロントグリルは、ジムニー伝統の5スロットグリルではなく、メッシュタイプのグリルに変更されるとともに、「SUZUKI」エンブレムが装着されました。
サイドやリアにはウッド調のパネルが装着され、アウトドア感が強調されたほか、サイドステップを設けることによって乗り降り性能も高めています。
車内は、前席のみの2人乗り仕様となり、黄色いシートに赤いチェックを組み合わせたポップなインテリアに仕上がっています。
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ジムニーシエラ・ピックアップスタイルは、力強さやレトロさを感じさせるデザイン、機能性を兼ね備えつつも、昨今のアウトドア需要をおさえた目をひく1台といえます。
披露された当時のSNSユーザーからは、「カッコいい…」「販売して欲しい!」といった声が寄せられるなど、多くの支持を集めていました。熱視線が集まるも、いまだ市販化されていないのは残念なところです。
2024年1月に開催されるオートサロンでは、どのようなカスタムカーやコンセプトカーが登場するのでしょうか。今から期待が高まります。
うーんピックにするならランクル73FRPみたくして屋根外れますなギミックなんぞ盛り込みつつ軽量化に目を向けて欲しいわ(無理だろうけど