サービスエリア・道の駅で「車中泊」はアリ?ナシ? 「仮眠」はOKだが…場合によっては「法令違反の可能性」も!?

「車中泊」で注意すべきことは?

 先述のように、SA・PAに限らず、RVステーションのように車中泊ができるよう整備された施設以外では、基本的に車中泊は禁止と考えた方がいいでしょう。

 とくに深夜でも利用者の多いSA・PAなどでは、車中泊による長時間の駐車が増えることで、他の利用者が駐車できなくなる恐れもあります。

車中泊が可能な場所を事前に探して利用することが大切です。
車中泊が可能な場所を事前に探して利用することが大切です。

 また、安易に車中泊を行うと法令違反となってしまう可能性もあるため注意が必要です。

 そのひとつは「アイドリングストップ条例違反」です。

 季節によってはエアコンを使用する必要があり、エンジンをかけっぱなしにすることもあるかもしれませんが、長時間のアイドリングは多くの自治体の条例によって禁止されているため、条例違反となってしまう可能性があります。

 さらに、車中泊が許可されていない場所、あるいは禁止されている場所で車中泊目的の駐車をすると、状況によっては不法侵入として検挙されてしまう恐れもあります。

 車中泊を計画するときは、法令に違反しないことはもちろん、施設管理者や利用者に迷惑とならないためにも、RVステーションなど車中泊が可能な場所を事前に探して利用することが大切です。

※ ※ ※

 このように、高速道路のSA・PAで休憩や仮眠することは問題ありませんが、基本的に車中泊は禁止されています。

 最近では車中泊できる設備の整ったPAの整備や、一般道にある「道の駅」などで車中泊専用施設のRVパークの充実も進んできていますので、車中泊したいと考える人は専用施設を利用するようにしましょう。

 なお、高速道路上で「宿泊」できる施設が一部にあり、東名高速道路の豊田上郷SA(下り線)や東北自動車道の佐野SA(上下線)はSA内に宿泊施設があります。

 どうしても高速道路を降りずに宿泊したい場合、こうした施設を利用してみるのもいいかもしれません。

【画像】「えっ…!」大混雑! 連休中の深夜の「PA・SA」を画像で見る(30枚)

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