今年のクルマはトヨタ「プリウス」! 14年ぶり3回目の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞! ハイブリッド車の先駆者が大きく飛躍

市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、その年にもっとも優れたクルマを選出する「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、トヨタ「プリウス」が選ばれました。プリウスとして14年ぶり3回目のイヤーカー受賞です。

クリーンなクルマというだけでなく「愛されるクルマ」を目指したことを評価

 今年のクルマにふさわしい一台を決める「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、トヨタ「プリウス」が選ばれました。
 
 1997年に初代モデルが登場したプリウスは、ハイブリッド車の先駆者としてその普及に貢献。
  
 初代モデルは「1997-1998 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を、2009年にデビューした3代目モデルは「2009-2010 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、今回の5代目プリウスが「イヤーカー」に輝き、14年ぶり3回目の受賞となりました。

「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたトヨタ「プリウス」
「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたトヨタ「プリウス」

 日本カー・オブ・ザ・イヤーを主宰する「一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の実行委員会は、プリウスの受賞理由について次のようにコメントしています。

「ハイブリッド車のパイオニアであり、長くけん引役、推進役を務め続けたプリウスが、5代目にしてついにその殻を破った。

 ハイブリッド技術が一般化した今、もはやそのシンボルである必要はなく、自らブレークスルーを図り新しいフェーズへ移行したのである。

 首脳陣からはコモディティ化を進める案も出たが、それを覆したのは開発陣の熱意。クリーンな車というだけでなく、愛される車を目指した。

 これまで空力性能最優先だったボディは、スタイリッシュなモノフォルムに大変身。Cd値では従来型に少し劣るものの、前面投影面積を減らすことでCdA値は従来型並みに抑えることに成功している。

 その上で低重心化とロングホイールベース化を図り、動的性能の著しい向上を実現したことが高く評価された。

 操縦性はプリウス史上最も敏捷かつ正確なものに変貌を遂げ、スポーツドライビングが楽しめる」

※ ※ ※

 イヤーカーとインポート・カー・オブ・ザ・イヤー、各部門賞の受賞は以下のとおりです。

●2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー
 トヨタ「プリウス」

●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
 BMW「X1」

●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
 三菱「デリカミニ」

●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
 日産「セレナ」

●実行委員会特別賞
 一般社団法人 日本自動車工業会「ジャパンモビリティショー2023」

 なお、2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーは以下の10台でした。

 スバル「クロストレック」
 トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」
 トヨタ「プリウス」
 日産「セレナ」
 ホンダ「ZR-V」
 三菱「デリカミニ」
 アバルト「500e」
 BMW「X1」
 マセラティ「グレカーレ」
 フォルクスワーゲン「ID.4」

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1件のコメント

  1. 概ね予想通りの結果だし、投票したライターの順位も予想通りで誰から”金を貰っている?”と言うのもバレバレだわな。
    せっかくバレにくいように点数の配分から順位に変わったのにな。(笑)

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