スズキ新型「ジムニー“XL”」発表! 大きくなった「待望のコンパクトSUV」販売地域拡大へ! 専用デザインの「5ドア」豪にも登場

スズキのオーストラリア法人は、2023年12月5日、新型「ジムニーXL」が同市場に到着したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

スズキ新型「ジムニーXL」登場

 スズキのオーストラリア法人は、2023年12月5日、新型「ジムニーXL」が同市場に到着したと発表しました。

エクストララージ? スズキ新型「ジムニーXL」
エクストララージ? スズキ新型「ジムニーXL」

 ジムニーシリーズは、世界194の国と地域で活躍するスズキのコンパクト4WD。日本では、このうち軽自動車のジムニーの車体や骨格をベースにオーバーフェンダーなどでサイズを拡張したほか、小型車用エンジンを搭載したモデルを「ジムニーシエラ」という名称で販売しています。

 一方、海外では軽自動車規格が存在しないため、ジムニーシエラが「ジムニー」として販売されており、日本で言う小さなジムニーは販売されていません。

 今回オーストラリアに導入された新型ジムニーXLというのは、そんなジムニーシエラの車体を延長し後部ドアを追加した5ドアモデルのことで、インドや南アフリカでは「ジムニー5ドア」として販売されているクルマです。

 ボディサイズは、全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベースは2590mmと、日本で販売されるジムニーシエラに対し、全長は340mm延長されています。

そして、この延長分にリアドアが追加され、後席の足元空間や荷室の拡大を実現しました。

 最低地上高は210mmとジムニーシエラと同等で、アプローチアングルは36度、ブレークオーバーアングルは24度、デパーチャアングルは47度です。

 内外装も多少通常のジムニーシエラと異なります。

 エクステリアでは、専用のメッキパーツ付き5連スロットルグリルが、インテリアは後席に専用のリアシートをそれぞれ新たに採用しています。

 ただし、この専用のリアシートの全幅は3ドア仕様と同じであるため、後席が2人乗りという点に変更はありません。

 パワートレインは、最高出力104馬力・最大トルク134.2Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、MTもしくはATが選択可能となっています。

 オーストラリア市場では、通常のジムニーの1グレードのような扱いなので、モノグレードです。

 ボディカラーは、南アフリカ市場と比べると限られた展開となっており、アークティックホワイトパール、ブルーイッシュブラックパール、グラナイトグレーメタリック、ジャングルグリーンの4色と、ルーフをパール光沢のあるブルーイッシュブラックとした2トーンカラーとして、シフォンアイボリーメタリック、シズリングレッドメタリックの2色の全6色展開です。

※ ※ ※

 南アフリカに続き、オーストラリアでの展開が始まった新型ジムニーXL(ジムニー5ドア)ですが、日本市場での展開については未だ触れられていません。

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3件のコメント

  1. それで日本での発売は何年後になるのかな?。

  2. スズキにとって日本は、よっぽどうま味のない市場なんだな…。

    • スペーシアとかハスラーをジムニーシエラ並みの値段で買ってくれるから美味いです

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