えっ!? トヨタ「プリウス」が進化する? 買った後でも「上級仕様」になれるって本当? 新たなアップグレードを実体験してみた
12月6日から新しいパーツが追加! 何が増えた?
そんなハードウェアアップグレードですが、12月6日から新しいパーツが追加されました。
それはZやGグレードにしか選択できなかった12.3インチのディスプレイオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーです。
Uグレードには8.0インチのディスプレイオーディオしか選べませんが、上位グレードと同じ12.3インチのディスプレイオーディオにアップグレードことができます。その違いは一目瞭然です。
自動防眩機能付きインナーミラーは後続から眩しい光が差し込むと自動的に暗くなって眩しさを低減してくれます。
元々のUグレードでは普通のルームミラーが装着され、眩しい時は手動で防眩機能を作動させなくてはなりません。
眩しい光が入った時に瞬時に自動で防眩機能を作動させてくれたほうが安全に運転できるでしょう。
上位グレードに用意されている装備のため、配線や装着スペースにも問題がなく、カプラーオンで簡単に装着できます。

今回取材用にデモストレーションで交換を行い、元々付いている装備を外し、そこにアップグレード用品を組み込みましたが、どちらも純正品ということもあり、いたって簡単に装着が終了し作動も問題ありません。
気になるのはアップグレード商品の金額です。12.3インチのディスプレイオーディオは一括で購入すると14万8500円ですが、車両本体と同じく月額払いにすると4180円になります。
自動防眩機能付きインナーミラーは一括だと1万6500円ですがこちらも月額払いにするとなんと440円で済みます。もちろんメーカー純正品ですので保証も受けられます。
また駐車を自動的に行ってくれるアドバンストパークを屋内の限られた場所でデモンストレーションを行いましたが、何も問題なく自動的に駐車を行ってくれます。
装着後の調整もしっかり行ってくれるので、後付けだからという不安はありません。
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ユーザーはスマホのKINTO Unlimietdアプリで欲しいパーツを選び、支払い方法を選択し、アップグレード作業を行う店舗を選び決済すれば完了という簡単な作業でアップグレードを申し込むことができます。
スマホアプリにはプッシュ通知でこのようなハードウェアアップグレード情報や、コネクテッド機能を用いたドライブトレーナーやカーケアを提案してくれる機能も持っています。
簡単かつ手軽に自分の車をアップグレードできる。しかも料金はサブスクに組み込むことで月々の支払いもそれほどアップすることなく上位グレードの装備を手に入れられる。新しいサービスが次々と始まっています。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。









































