スバル新型SUV「フォレスター」全面刷新! 新型は「車中泊性能」向上した!? 荷室の「デコボコ」はどう変わったのか
新型「フォレスター」の荷室が拡大!? 「車中泊」性能の向上も期待される!
その効果は、見た目だけではないようです。
新型フォレスターの後姿を見ると、テールゲートまわりの傾斜が、現行型よりも抑えられていることが確認できます。
詳しい荷室容量などは特に発表されておらず、計測寸法の変化は少ないのかもしれませんが、荷室長や左右の実用長など、機能性が高められていることが期待されます。
後席を全て前倒しするとフラットな荷室の床面が前後に拡大します。
これは、現行型の5代目フォレスターでも可能でした。
現行型で身長180cmの編集部員が荷室に寝転んでみたところ、床面の長さがが少し足らないものの、工夫次第では大人が2名就寝することもできるキャパシティがあることを確認しています。
ただしシートの背もたれと荷室側の床面の間に小さな段差が生じるため、そのまま寝ると少し違和感があります。
この段差は、新型で公開された荷室画像においても確認できます。
実際に車中泊をするのなら、空気で膨らむキャンプ用のエアマットなどを用いて段差を是正すると良いでしょう。
前述の通り、新型ではリアゲート側の実質長が拡大していることが期待されるため、車中泊での快適度は上がっているとみられます。
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新型フォレスターでは、ステレオカメラと単眼広角カメラを用いた“3眼”のアイサイトを新たに搭載。
自車速度が低速時に二輪車や歩行者を認識できる単眼カメラを採用することによってプリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現しました。
加えて、電動ブレーキブースターを採用し、プリクラッシュブレーキで急な飛び出しなどへの応答性を向上させ、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時に急な先行車の割り込みなどに対しても素早い減速も実現しています。
さらに、ドライバー異常時対応システムを採用。車線中央維持制御・先行車追従操舵制御の作動中にドライバーが長時間ステアリング操作をおこなわなかった場合、車両を停止し、ハザードランプを点灯させてドアをロック解除し、その後「スバル STARLINK コネクティッドサービス」が緊急通報する仕組みを取り入れました。
発表された米国仕様のパワートレインは、従来の米国仕様を改良した2.5リッター水平対向エンジンを搭載しますが、1年後にハイブリッド仕様の追加を明らかにしています。
日本仕様がどうなるのか、その詳細はまだ発表されていませんが、大いに期待したいところです。
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