まさかの1000万円超え!? トヨタ新型「クラウンセダン 全部乗せ仕様」アリ!? オプション次第で“超高額仕様”にも可能

トヨタが2023年11月13日に発売した新型「クラウンセダン」。オプションの選び方によっては1000万円級の仕様にもできます。どのようなオプションが用意されているのでしょうか。

1000万円の「クラウンセダン」 その中身とは?

 トヨタは2023年11月13日、新型「クラウンセダン」を発売しました。
 
 メーカーオプション・販売店オプションともに豊富なアイテムが用意されており、選び方によっては1000万円級の豪華仕様にもできます。

モデリスタパーツを装着した「クラウンセダン」
モデリスタパーツを装着した「クラウンセダン」

 新型クラウンセダンのコンセプトは「新たなフォーマル表現でショーファーニーズにも応える正統派セダン」です。

 16代目クラウンシリーズで用意されるほかの3タイプとは異なり、唯一の4ドアセダン+FR(後輪駆動)という従来モデルの特徴を踏襲。VIPや重役の送迎といった、ショーファーカーとして用いられたクラウンのニーズに対応します。

 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベースは3000mmと、16代目クラウンでは最大で、全長は5mを超えるなど歴代クラウンとしても大きなボディを持ちます。

 パワートレインは2.5リッターガソリンエンジン+2モーターのマルチステージハイブリッド(HEV)もしくは、クラウン初となるモーターのみの燃料電池自動車(FCEV)の2種類を用意。

 エクステリアは切れ長の「ハンマーヘッド」モチーフデザインや真一文字のテールロゴなどは新型4タイプと共通するものの、重厚な縦バー形状のロアグリル、大きなウインドウを持つリアドア、華やかなマルチスポークのホイールなどが特徴です。

 インテリアは後席の快適性を重要視し、リクライニング機能やリフレッシュ機能、フットレストなどを備え、木目パネルやアンビエント照明を組み合わせ、落ち着いた空間としました。

 ラインナップは「Z」の1グレードのみとなっており、価格(消費税込)はHEVが730万円、FCEVが830万円です。

 そんな新型クラウンセダンですが、メーカーオプションに加えて販売店オプション(ディーラーオプション)も多彩です。

 メーカーオプションとしてはプレシャスブロンズなどの有償色5色(いずれも5万5000円)、エクステリアのモールがブラックメッキ化され、専用ブラックホイールが装備される「ブラックパッケージ」(19万8000円)、パノラマルーフ(11万円)、デジタルキー(3万3000円)が用意されています。

 販売店オプションでは、まずエクステリアのアイテムとして「モデリスタ」ブランドのエアロパーツセットが設定されています。

 フロントおよびトランクスポイラーとサイドスカート、リアスパッツによりクラウンセダンの存在感を高める4点セットで、33万3300円です。

 5本スポークのスタイリッシュな21インチホイール「Wing Dancer XX II」&タイヤセット(67万3200円)に加え、ワンポイントのアクセントとなる「ミラーガーニッシュ」(1万7600円)、Cピラーの王冠エンブレム(5500円)などもあります。

 インテリアでは、2タイプのフロアマットがラインナップされ、このうちエクセレントタイプは毛足が長く高密度な素材を使用。「CROWN」のメタルプレートをあしらい、上質感を高めています。価格は7万3700円です。

 また、ヘッドレストピロー(2万8600円)は乗員の首周りを支える枕で、スエード生地を用いたほか王冠マークの刺繍が施されています。後席のヘッドレストに装着することで、快適性をアップするアイテムです。

 このほか、レースのハーフシートカバー(5万2800円)も用意されるなど、従来のクラウンのニーズに対応するアイテムもあります。

 機能装備では「クラウン専用キー」(2万2000円)を設定。流麗な形とツートンカラーにより特別感を演出するとともに、押しやすいキー配置としています。

 これらを組み合わせるとオプション費用としては160万2700円となり、FCEVモデルに装備した場合、車両本体価格は990万2700円です。

 乗り出し金額では1000万円を超え、まさに国産セダン最高峰のモデルといえそうです。

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1件のコメント

  1. エアロパーツとか言うプラスチック部品をたくさん車につけて、かっこいいと思っいる人がいるみたいだけど、どこがかっこいいのか理解不能。特に4ドアセダンにエアロパーツつける意味がわからない、スポーツカーじゃないけど、なんとなくスポーツカーに見せたいのかね。

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