日産の中国合弁会社である東風日産は、2023年11月17日から開催される広州モーターショーで新型「パスファインダー」を初公開することを明らかにしました。
　
　同社の公式weiboでは、ヘッドライト周辺の画像が公開されています。

　パスファインダーは、日産が海外で展開する3列シートを備えた大型SUVです。

　2023年4月におこなわれた上海モーターショーで「パスファインダーコンセプト」が世界初公開され、同時に2023年後半に中国で発売することを予告。

　ティザー画像では、フロントフェイスの一部と思われる特徴的なデザインを示しており、まもなく開催される広州モーターショーではこの市販モデルが初公開されるものと思われます。

　中国市場向けのフラッグシップSUVであるパスファインダーコンセプトは、中国のモダンな美的感覚と日産らしさを融合。アクティブなユーザーのライフスタイルに相応しいモデルとして開発されました。

　外観は、新型「セレナ」や新型「ルークス」などに採用される最新の「Vモーショングリル」を採用。新世代の日産車であることを強調しています。また、リアには光る「PATHFINDER」の文字ロゴが配され、先進的なエクステリアデザインを実現しました。

　内装は、最新の日産車と同様の先進的なデザインを採用。白と黒を基調としたゴールドのアクセントが目を引く近未来的な内装となっているほか、３列シートを採用した広々とした室内空間が特徴です。

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　北米においてもパスファインダーの車名で3列シートSUVが販売されていて、現行モデルは2021年に登場した5代目です。

　ボディサイズは全長5004mm×全幅1978mm×全高1800mmという大柄なSUVですが、北米などでは“中型SUV”として展開されています。

　一方、中国仕様のパスファインダーはまったく別のモデルとなるようで、どのようなデザイン、スペックで登場するのか期待が高まります。