ホンダ新型「最上級ビジネスモデル」発表! 豪華内装&燃費向上の最新小型機「エシュロン」への反響は

ホンダの航空事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(HACI)が、新型小型ビジネスジェット機の名称を「ホンダジェット・エシュロン」にすると発表しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

ホンダ新型「ホンダジェット・エシュロン」登場へ

 ホンダの航空機事業子会社であるホンダエアクラフトカンパニー(HACI)が、新型小型ビジネスジェット機の名称を「ホンダジェット・エシュロン」にすると2023年10月に発表しました。これについてSNSでは様々な反響が集まっています。

名称決定! 新型「ホンダジェット・エシュロン」2028年登場へ
名称決定! 新型「ホンダジェット・エシュロン」2028年登場へ

 今回名称が発表された新型エシュロンは、6月13日に製品化が発表されており、すでに主要サプライヤーとの契約締結も進んでいます。

 名称のエシュロンは「梯形編隊飛行」を意味し、航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があるといわれており、今回登場した新型機の特長を表しています。

 また、同時にフランス語で梯子の“段”の意味もあり、現在ではプレミアムカテゴリーを指す言葉として使われることから、ホンダジェットブランドの最上級モデルという意味を込めて命名したそうです。

 新型エシュロンはあらゆる面で移動効率を高め、ライトジェット機より上位の機体カテゴリーと同等レベルの飛行体験を提供するといいます。

 ホンダ独自の技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させたことで、乗員・乗客合わせて最大11人が搭乗可能。

 エンジンはWilliams FJ44-4Cを搭載し、最大巡航速度は450ノット(約830km/h)です。アビオニクスはGarmin G3000を搭載しています。

 また、競合のライトジェット機より20%、上位カテゴリーの中型ジェット機に対しては40%以上燃費を向上、最大航続距離は2625ノーティカルマイル(約4862km)とすることで、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断を可能とします。

 客室は、長距離飛行にも適した広いキャビン空間と優れた静粛性を実現し、快適で高効率な移動によるプレミアムなオーナーシップ体験を提供します。

 名称の発表は、世界最大のビジネス航空機ショー「ビジネスアビエーションコンベンション&エキシビション(NBAA-BACE)」(10月17~19日、米ラスベガス)の会場で行われ、現地には新型エシュロンのモックアップモデルと、現在販売中のホンダジェット・エリートIIが展示されました。

 新型エシュロンについてSNSでは、「ストレッチした胴体がスラリとしてて良い。水平尾翼も小さくできて良いんじゃないかな」「燃料代高いし売れるのでは」「小型で北米大陸横断可能となれば、より需要は高まるでしょうね」など、肯定的な意見が多数。

 また、「ホンダは飛行機もメインの会社になりそう」「頑張ってほしい!」「ホンダはこのまま日本の航空機メーカーになっちゃいそう」といった、航空機事業の勢いに注目する投稿もありました。

 HACIは今後も新型エシュロンの開発を進め、2026年に初飛行、2028年に型式証明取得を目指すとしています。

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