マツダのワイドボディSUV「新型CX-50」“日本販売”実現へ!? めちゃカッコイイ「アウトドアSUV」早ければ年内にも導入か
マツダの海外専売車「CX-50」は日本での展開は予定されていませんが、広島で並行輸入車の販売を行う「カーエース広島」が同車を販売すると公式サイト上で発表しました。その導入時期などについて担当者に話を聞いてみました。
年内にもマツダ新型「CX-50」日本販売が実現!?
マツダが北米や中国等で展開するワイドボディSUV「CX-50」。現在のところ日本での展開については報じられていませんが、SNSなどでは「日本でもほしい!」などの声も多く、日本発売を熱望する声もあります。
そんな中、広島で並行輸入車の販売を行う「カーエース広島」が同車の販売を行うと公式サイト上で明らかにしています。導入時期などについて担当者に話を聞いてみました。
CX-50は、2021年11月16日に世界初公開され、2022年1月にも生産が開始されたマツダのクロスオーバーSUV。
主に北米や中国などで展開されており、日本への導入はされていない海外専売車です。
ボディサイズは、全長4720mm×全幅1920mm×全高1612mm、ホイールベースは2815mm。日本で販売されるマツダ「CX-60」などとサイズ感は近いですが、海外向けとあって車幅が広く設定されています。
そのエクステリアは、同社のデザインテーマ「魂動デザイン」によるエレガントさと、SUVの力強さと機能性を絶妙に織り交ぜた、タフ感を感じさせながらも流麗で美しいデザイン。
インテリアは、現行の他のマツダ車と同様にドライバー中心のレイアウトが採用された、クラス以上の高級感を感じられるデザインです。
北米仕様では、パワートレインに、最高出力187馬力・最大トルク252Nmを発揮する2.5リッター「Skyactiv-G」自然吸気直列4気筒エンジンもしくは、最大出力256馬力・最大トルク433Nmを発揮する2.5リッターSkyactiv-G直列4気筒ターボエンジンの2種類を用意。これに組み合わせるトランスミッションは6速ATです。
北米での価格は、自然吸気エンジンモデルが3万300ドル(約458万円)から、ターボエンジンモデルが3万8000ドル(約570万円)からです。
中国においては現在、2リッター・2.5リッターの自然吸気エンジン搭載モデルのみ展開ですが、2023年11月17日に開催予定の広州モーターショーにて、ハイブリッドモデルが公開され、投入予定となっています。
そんなCX-50について、かねてより「カッコイイ!」「導入してほしい」など、日本導入を熱望する声が多くあります。
そこに目をつけたのが、広島で並行輸入車の販売を行うカーエース広島。
これまでに「ブロンコ」などのフォード車や、左ハンドルの「MX-5」(日本名:ロードスター)、「CX-9」などの並行輸入車を販売してきた同社ですが、今回CX-50の日本販売の経緯について担当者は以下のようにコメントしています。
「以前、マツダ本社工場内にある『マツダミュージアム』にてCX-50が展示された際、大きな反響がありました。これを受け弊社でも並行輸入の検討を行い、販売を決定いたしました」
CX-50の日本での反響を見て、販売を決定したというカーエース広島。では実際どのようなモデルを並行輸入するのでしょうか。これについて同担当者は以下のように説明しています。
「北米で販売されるモデルの並行輸入を行う予定です。グレード等については限定していません」
同社によれば並行輸入第1号車は、2023年内にも日本の公道を走れるようにするつもりだといいます。まだ具体的な販売詳細は公開されていませんが、情報は追って同社のSNSで公開していく予定だとしています。
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日本で販売されていない海外専売車は、排ガスをはじめ国内の法規に適合させる各種検査が必要となるほか、灯火類などに改良が必要なことがあり、日本国内での登録は難しいという側面があります。
しかし、日本で販売されていないという希少性や国内モデルには装備を選択できるといったメリットもあり、今回のようにこうした車両を専門に取り扱う販売店もあります。
ほかの人とは絶対に被らないクルマが欲しいという人は、検討してみてもいいかもしれません。
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