クルマに存在する「謎のホクロ」!? ドアハンドルに埋め込まれた「黒ボタン」や「三本線」は何のため? 使用時の“注意点”とは

「ロックボタン」には注意点も存在

 このロックボタンには複数の種類があり、丸型や四角いタイプなど形状は様々。色は黒色が多いのですが、車種によってはグレーなど別の色の場合もあります。

ドアハンドルには様々な種類が存在する
ドアハンドルには様々な種類が存在する

 また、ボタン同様に良く見られるタイプとしては、ドアハンドルに三本や二本の横線が入っているパターンも。

 これはメーカーや車種によって仕組みに多少の違いがありますが、一般的には「横線の部分を軽く指で触れることで解錠し、ドアハンドルを握ることで解錠」するタイプと「横線の部分を軽く指で触れることで解錠・施錠」するタイプが存在します。

 その他には、ドアハンドル自体にロックボタンの機能を持ったセンサーが埋め込まれている車種もあり、この場合でもセンサー部分に触れることでドアが解錠・施錠されます。

 このように非常に便利な機能であるロックボタンですが、スマートキーが少し離れた位置にある場合は反応してくれません。

 作動範囲はだいたい80センチ。また、作動範囲内であっても電波状況によって正しく作動しないことがまれにあり、「施錠したはずなのにドアが開いていた」というミスが発生するので、過信は禁物。

 ロックボタンで施錠する際は、解錠・施錠の合図であるバックブザーの鳴動やウインカーの点滅があったかを必ず確認することを忘れないで下さい。

 そしてこれまで「いちいちスマートキーを取り出してクルマのロックを解除していた」という人がいれば、ロックボタンを試してみてはいかがでしょうか。

【画像】「えっ…!」ドアハンドルが存在しない車も! これがその「開け方」です(23枚)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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