クルマに存在する「謎のホクロ」!? ドアハンドルに埋め込まれた「黒ボタン」や「三本線」は何のため? 使用時の“注意点”とは

クルマのドアハンドルには、ホクロのような「黒いボタン」や「三本の線」が付いていることが多くありますが、一体どのような意味があるのでしょうか。

知ってた?ドアハンドルの「謎の機能」

 クルマのドアハンドルをよく見ると、まるでホクロのような「黒いボタン」が埋め込まれていたり、あるいは「三本の線」が刻まれていたりします。
 
 あれは一体何のために存在するものなのでしょうか。

ドアハンドルにある「黒いホクロ」は何?
ドアハンドルにある「黒いホクロ」は何?

 まず、ドアハンドルに内蔵された黒いボタンは「ロックボタン」(メーカーによって正式名称は異なる)と呼ばれるもので、スマートキーを所持している状態でこのボタンを押すと、車両の全てのドアの解錠や施錠を行うことができます。

 そして運転席側・助手席側どちらのボタンを押しても機能的には変わらず、全部のドアが解錠・施錠される仕組みです。

 スマートキーをポケットやカバンに入れていてもこのロックボタンは機能するため、クルマの乗降の度に毎回スマートキーを取り出す必要が無く、非常に便利な機能だと言えるでしょう。

 また、ロックボタンは左右のみならずバックドアにも存在し、バックドアの持ち手や裏側に装備されていることが大半。こちらも触れたり押すことでバックドアを含む全ドアが解錠・施錠されます。

 そしてバックドアの裏側に装備されている場合は、ロックボタンがどこにあるのかが分かりやすいよう、バックドアの持ち手などに目印が記されていることが多いです。一度クルマのバックドア周辺をじっくりと見てみると良いでしょう。

【画像】「えっ…!」ドアハンドルが存在しない車も! これがその「開け方」です(23枚)

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