鮮烈な赤ボディが印象的! ホンダ「4ドアスポーツカー」が1600万円!? 300台限定の特別な個体とは
2007年に300台限定で発売されたホンダ「シビックタイプR」が中古車市場で発見されました。どのような特徴があるのでしょうか。
シビック・タイプRが1600万円超え!? どんな特徴がある?
ホンダ「シビック・タイプR」は同社を代表するスポーツカーです。
現在まで6世代のモデルが登場していますが、今回中古車市場で発見されたのは珍しい個体でした。
初代シビックタイプRは1997年にデビュー。その後、2代目(2001年)、3代目(2007年)、4代目(2015年)、5代目(2017年)、そして現行の6代目は2022年に登場しています。
シビックタイプRは世代によりセダンやハッチバックなどボディタイプやドア枚数が異なるのも特徴です。
また有名なエピソードでは、5代目がドイツのニュルブルクリンクサーキットにおいて7分43秒80を記録し、FF市販車世界最速を記録しています。
そんなシビックタイプRですが、過去には限定モデルも生産されました。
なかでも人気が高いのは、2007年に300台限定で販売された無限の「CIVIC MUGEN RR」(以下無限RR)です。
これはホンダのチューニングを行うM-TEC(無限)によりチューンアップされた特別仕様車。
エンジン部分の改良を経て、最高出力は通常モデルよりも15PSアップした240PSとなっています。
また、ボンネットや、前バンパー、他にもリアウイングなどのパーツの軽量化が行われ、車重は通常モデルよりも15kgほど軽くなった1255kgとなっています。
そんな無限RRが、今回中古車市場で発見されました。
エクステリアカラーは、唯一の設定となっている「ミラノレッド」で、輝くような赤が傷ひとつない状態まで磨かれています。
ブラックのホイールを装着し、内側にはブレンボ製のレッドのブレーキキャリパーが顔を出し、全体的にインパクトのある外観となっています。
この無限RRを取り扱う販売店「ROUTE KS」の担当者は、この個体について「長年に渡って丁寧に保管されていた」と話します。
そんな無限RRは、無限初のコンプリートカーでもあったことから、現在でもタイプRファンや、無限ファンから熱く支持されているモデルで、今回の個体は1640万円で販売されています。
※ ※ ※
無限RRの当時の販売価格は約477万円でした。当時からしても決して手に届きやすい価格帯ではなかったものの、申し込みが開始されてから、わずか10分足らずで完売したと言われています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。