ホンダの「左ハンMT仕様」が295万円!? 激レアなコンパクトカー発見! こだわりの特徴とは
北米仕様車が逆輸入されているケースなどもあり、今回発見されたホンダ「フィット」もそんな1台です。
左ハンドルでマニュアルのホンダ車が295万円!
日本の中古車市場にはさまざまな珍しいクルマが販売されています。
なかには、海外仕様車が逆輸入されているケースなどもあり、今回発見されたクルマもそんな1台です。
今回発見されたホンダ「フィット」は北米仕様となり、左ハンドルかつマニュアル車という日本には存在しない仕様です。
初代フィットは2001年にデビューしました。コンパクトなボディサイズながらも実用性の高いファミリーカーとして世界的な人気を集め、今でもホンダのラインナップで主力となっているモデルです。
車両重量も1000kg未満と軽量で、MTも設定されていたことから、スポーツ走行向けにカスタムするユーザーも少なくありませんでした。初代は世界で販売台数200万台を記録するなど、ヒットモデルとなりました。
2代目は2007年にフルモデルチェンジを経て登場。「RS」などのスポーティなモデルにも注目が集まり、その走行性能の高さが世界的に評価されました。
3代目にはフォルクスワーゲン「ゴルフ」のように、世界のコンパクトカーのベンチマークとなるべく2013年にフルモデルチェンジが行われ、デビューしました。2020年には4代目がデビューし、現在でも根強い人気を誇るモデルです。
海外ではホンダ「ジャズ」の名前で販売されているフィットは、海外では特に人気が高いモデルで、特にスポーツ走行を楽しむユーザーが多いと言われています。
ベースとなるクルマの剛性の高さだけでなく、生産台数も多いことから取引価格が安く、加えて維持費や修理費も低コストであることから、チューニングなどにもってこいのクルマとなっているようです。
そんなフィットですが、今回発見された個体は3代目の北米仕様のモデルで、左ハンドルかつマニュアル車という日本には存在しない仕様。
エクステリアはホワイトで、同じカラーの社外ホイールが取り付けられています。ゼロファイターにより、車高調のカスタムも行われています。
その他、ゼロファイター製センターパイプや、ストレートマフラーも搭載しています。
この個体を取り扱う販売店「ゼロファイターカスタム」の担当者は、次のように話します。
「こちらのフィットの特徴としては、日本では販売してない仕様のモデルなので、国内における台数はかなり少ないです。ほかのフィットとは違うクルマと言えます。
取り扱いの経緯としては、アメリカ・ロサンゼルスの知人から直接、並行輸入で仕入れた個体です。
お客様からはいくつかお問い合わせをいただいております。
なかでも、こちらの個体は『USDM(United States Domestic Market/アメリカ国内市場)』用のカスタムがされているというところに興味を持つお客様が多くいらっしゃいます。
ホンダ・アメリカのカスタムを日本仕様のモデルに付けたい人や、逆に日本仕様のものをアメリカ仕様のモデルに取り付けたい人などからお問い合わせをいただきます。
もちろん『そのまま乗りたい』という人もいます」
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こちらのアメリカ仕様となっているフィットは、295万円で販売されています。
フィットは3代目までは国内でもマニュアルのトランスミッションが用意されていましたが、4代目となる現行モデルからは設定がされなくなっており、ATのみとなっています。
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