いつ使う? クルマに付いてる「謎のA/Cボタン」意味は? 押すと何が起こる? 夏と冬に重要な役割とは
実は冬場も大活躍! 絶対に知っておきたい! A/Cボタンの重要機能
A/Cボタンは、車内のエアコンを使用する際につけるもので、夏場などは特にA/Cがずっとオンになっているなどと言ったケースも少なくありません。
そんな夏場に重宝するエアコンですが、A/Cボタンは冬場にも非常に重要な除湿機能の役割も担っています。
前出の通り、冬場にはクルマの暖房はエンジンルームで発生した熱を再利用する形で車内に送風されます。
そのため、クーラーのようにコンプレッサーなどを使用せずに車内を適温にできるため、燃料の消費もほぼ発生せず、効率的な仕組みとなっています。

しかし、クルマは外気と車内の温度差が大きくなった際などに、ガラスの内側が曇ってしまいます。
これは前方の視界にも大きく影響するため、放置して仕舞えばすぐに目の前が見えなくなり、非常に危険な状態といえます。
そういった際には、A/Cボタンをオンにすることで、除湿機能が働き、ガラスの内側が曇りにくくなります。
特に冬場は送風機能だけで過ごすケースが多いですが、すぐに寒暖差で曇ってしまうので、適切なA/Cボタンの使用タイミングを覚えておくことが大切です。
※ ※ ※
そのほかに車内のガラスが曇ってしまうケースは、車内の湿度が高い場合などが挙げられます。
梅雨時など、雨が降っている時はこういった事態になる可能性が高いため、A/Cボタンは用途こそは変われど、年中重宝する機能です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。












