日産 次期型「ジューク」初公開!? 斬新「折り紙」ボディ&「チクチク」内装がめちゃオシャ! 新型コンパクトSUV「ハイパーパンク」発表へ
「滑らかデザイン」一辺倒の時代に一石を投じたかった!
日産は新型ハイパーパンクについて次のように説明します。
「車内で過ごす時間をよりクリエイティブなものとするコネクティビティ技術が、クルマの中での制作活動やクリエイターとのコラボレーションを可能とし、バーチャルとリアルの世界や、クルマの中と外がシームレスにつながります」
普及当初の3次元CGのような、独特の立体感がある多角形(ポリゴン)を強調した外観デザインは、クルマとデジタルの融合を表現します。
近年流行している、空力性能に優れたデザインやミニマルなデザインとは逆行するかのような力強さが特徴で、これはクリエーターたちの常識にとらわれず他者と異なる自己表現をしたいとするマインドや、日産自身の挑戦を表すものだといいます。
コンパクトなボディで大きな存在感を放つタイヤは、23インチの大径ホイールをセット。異質な三角形のデザインがユニークです。
ヘッドライトやテールランプ、リアシグネチャーなども多角形を強調した形状としています。
そうした多角形のデザインのおかげで、見る角度や光の加減でボディカラーも色が変化して見えます。
内装のモチーフは和紙や折り紙。和のテイストをベースに、デジタルとアートが融合した室内空間としています。画像だけ見るとチクチクしそうですが、実車がどのような感触なのか気になります。
ドライバーを囲む3面ディスプレイには、現実とメタバースを融合した映像を反映し、例えば車載カメラによる車外の景色を漫画調にしたり、様々なグラフィックパターンの景色に変換させたりすることが可能です。
また、ドライバーの健康状態などを検知する「バイオセンシングセンサー」がヘッドレストに内蔵され、AIがドライバーの気分を解析して照明を調整したり、最適な音楽を流したりしてくれます。
これもクリエイターがコンテンツの創作意欲を高めるための機能だと日産は説明しています。
このほか、車載バッテリーから電力を供給する機能も備えています。
これらの技術や内外装デザインが、今後どのような市販モデルに反映されるかは明らかにされていませんが、そう遠くない将来に次期型ジュークとして誕生する日がやってくるのかもしれません。
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日産デザイン部門の開発者は、新型ハイパーパンクの見どころについて次のように話します。
「エクステリアもインテリアもポリゴンをモチーフとしています。
昨今のEVが“高解像度”で良くできているなかで、ハイパーパンクという存在が新たな一石を投じられないか、というのが開発陣のスタートでした。
なので、そういったポリゴンモチーフが随所にちりばめられているところをぜひ注目して欲しいです」
次期型ジュークと言うよりは、現行ジュークをカクカクにしてCGにしたコンセプトカーという感じかな?