トヨタ“新”「クラウン」発表! 全車4WD&性能“MAX”仕様も設定! 「2024モデル」が登場 約600万円から米で発売へ
トヨタ北米法人は2023年10月12日(現地時間)、2024年モデルの新「クラウン」を発表しました。主に先進運転支援システムが強化されています。
先進運転支援を強化 最上級グレードではDRSを搭載
トヨタ北米法人は2023年10月12日(現地時間)、2024年モデルの新「クラウン」を発表しました。
クラウンは1955年に登場以来、60年以上もの間トヨタを代表する乗用車としてラインナップされる高級車です。
2022年7月に世界初公開された新型は16代目。4つのボディタイプが用意されるほか、一部モデルを除いて歴代では初となる、グローバルモデルとして展開されます。
北米においては1958年に初めて発売された日本車としてデビューしましたが、1972年を最後に販売終了しており、同市場では50年ぶりの復活となりました。
現在北米で展開されているのは4タイプのうち「クロスオーバー」のみです。
プラットフォームにはTNGA-Kを採用したほか、クーペとセダン、SUVを融合させたデザインを採用し、トヨタ車最大となる21インチホイールを装備するなど、存在感を高めています。
左ハンドルであることや一部ボディカラーが異なっている点、「JBLプレミアムオーディオシステム」が設定されている点などを除いて日本仕様と概ね共通していますが、米国では「XLE」「リミテッド」「プラチナム」という3つのグレードが用意されています。
XLEとリミテッドに搭載される2.5リッターハイブリッドは、新開発の高出力バイポーラ型ニッケル水素電池を使用した高効率なハイブリッドシステムを採用。
最上級グレードのプラチナムには、2.4リッターターボハイブリッドとダイレクトシフト6速ATを組み合わせた「ハイブリッドMAX」を搭載。最高出力340hp・最大トルク400lb-ftを誇ります。
いずれのグレードでも駆動方式は4WDです。
今回登場した2024年モデルでは、主に先進運転支援システムが高められました。
新たにレーンチェンジアシスト(LCA)、フロントクロストラフィックアラート(FCTA)、トラフィックジャムアシスト(TJA)を採用し、渋滞時や車線変更時、交差点の右左折時に車両周囲の警戒を高めるとともに、ステアリングの支援などを行います。
これらの装備はプラチナムに標準装備となり、リミテッドではパッケージオプション「アドバンスト テクノロジー パッケージ」として用意されます。
また、プラチナムには「ダイナミックリアハンドリング(日本仕様ではDRSと呼称)」が装備され、旋回時のハンドリングが向上しました。
2024年モデルの新「クラウン」の価格は、4万50ドル(約599万円)から5万3070ドル(約795万円)に設定されています。
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