「えっ…!」マツダ「RX-9」“45年以上前”にあった!? しかも「高級セダン」!? 謎のロータリー搭載モデルとは
「RX-2」から「RX-5」まで……他にも存在するRXシリーズ
実はマツダには、他にも「RX-2」「RX-3」「RX-4」「RX-5」がありました。いずれもRE搭載車の海外名で、それぞれ「初代カペラ」「初代サバンナ」「2代目ルーチェ」「2代目コスモ(コスモAP)」が該当します。RX-3に関しては、サバンナの愛称としてご存知の人が多いかもしれません。
つまり、よく知られるRX-7、RX-8のほかに、0と6を除いたすべての数字が埋まっていることになります。
ところで、近年のマツダでは、「デミオ」を「マツダ2」、「アクセラ」を「マツダ3」、そして「アテンザ」を「マツダ 6」へと車名を変更しています。イメージ統一のため、海外名を日本でも取り入れて話題になりました。
日本名と海外名が異なることは珍しくはありませんが、中でもマツダはその傾向が強く、さらに海外メーカーのように、数字やアルファベットのみで構成されることが多かったのが特徴でした。いかにも海外向けという車名に憧れを感じ、海外仕様の車名バッジを貼ったオーナーも多くいたものでした。
さきほどのRXシリーズもその一環ですが、そのレシプロエンジン搭載車には、下記のような海外名がつけられていました。
・初代カペラ→「RX-2」「616」
・初代サバンナ→「RX-3」、そのRE未搭載版「グランドファミリア」→「808」「818」
・2代目ルーチェ→「RX-4」「929」
・2代目コスモ(コスモAP)→「RX-5」「121」
・3代目ルーチェ→「RX-9」「929」
また、RE搭載に関係なく、他にも
・4代目以降のファミリア→「323」
・2代目以降のカペラ、およびクロノス/アンフィニMS-6→「626」
・フォード・フェスティバ、オートザム・レビュー、デミオ→「121」
などの海外名がありました。
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もしRE搭載のスポーツカーが復活すれば、その名前はRX-9となるのでしょうか。その場合でも、初代RX-9の存在をぜひ記憶しておきたいところです。
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