2023年10月6日、ホンダから3代目となる新型「N-BOX」が発売されました。
　
　日本イチ売れている軽自動車ということもあり、注目の集まるモデルですが、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

　ホンダのNシリーズは、「N-BOX」をはじめとして「N-ONE」や「N-WGN」、「N-VAN」の4種類が販売されています。

　そのなかでもN-BOXは、ファミリー層や高齢者など幅広い層に人気が高く、2023年上半期における販売台数が11万2248台で、登録車を含む新車販売台数において第1位を記録しました。

　人気が高い理由の1つに、コンセプトが挙げられます。

　N-BOXは、人を中心に考えられており、広々した車内空間が日常生活だけではなく旅でも使いやすいように設計されています。

　多くのシチュエーションで使えるN-BOXは、新たにフルモデルチェンジを行い、前モデルよりもゆとりのある空間やスムーズな加速とパワーを実現しています。

　今回発売が開始された3代目N-BOXの搭載エンジンは、2代目N-BOXと同様の自然吸気エンジンが設定されており、パドルシフトが備わっています。

　運転者目線では、視界が広く取れる設計が採用されており、安全性が上がりました。目線の高さは2世代と同じですが、インパネ上端をフラットに変更したことで、見晴らしが良くなりました。

　そのため、手前の路面が見えやすくなり、死角が減少して、巻き込みや死角にある物や人に気づかないなどの事故が減少できるため、安心して運転できます。

　さらに、注目ポイントである内装では、素材を一部変更してさらに静粛性を高めています。特に運転席のマルチインフォメーションディスプレイでは、7インチのフル液晶モニターに変更されており、速度がくっきりと表示されてみやすくなりました。

　他にも、「ファッションスタイル」が新設定され、オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディ同色のフルホイールキャップを備えるなど、個性的なパッケージを用意しています。

　多くの機能が上昇した新型N-BOXでは標準仕様の他に従来と同じく「N-BOXカスタム」も設定されています。

　N-BOXカスタムでは、横幅いっぱいに広がる一文字ライト、ホンダ初のダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用。また、立体感のある緻密な造形のフロントグリルなどが特徴的なデザインになっています。

　さらに、クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー＆ワイドなスタイリングと空力性能を考慮した専用エアロデザインにより、品格のあるたたずまいと性能の高さを表現しました。

　また、N-BOXカスタムのパワートレインではターボエンジンの設定も用意されており、走りを楽しむユーザーの要望に応えています。
　
　N-BOXシリーズはFFと4WD、NAとターボモデル（カスタム）を用意されているため、各世代や日常生活にあったモデルが選択可能です。

　価格は164万8900円から236万2800円となっています。

　そんな特徴がある新型N-BOX＆新型N-BOXカスタムですが、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。