「洗車」のはずが「キズつけてる」だけだった!? 知らず知らずにやっていた? 実は知らなかった「正しい洗車」方法とは

当たり前に語られている「常識」も疑ってみたほうがいい!?

 洗車のノウハウとして良く聞かれるのが「洗車は上から下へ」という話です。

 大きな立体物であるクルマに対し、そのように説明されると、誰もが納得しそうですが、本当に最初に洗うところは「足周り」だとAさんは話します。

地味ぃに最も汚れていたのは「足回り」だった!?[画像はイメージです]
地味ぃに最も汚れていたのは「足回り」だった!?[画像はイメージです]

 足周りはクルマの中でも最も汚れる部分であり、砂やホコリの他にも、ブレーキダストなど、落ちにくい汚れが堆積しています。

 そんな足回りを最後に洗うと、水で跳ねた汚れが周囲に付着し、余計な手間がかかってしまうそうです。

 Aさんはそのやり方について次のように説明します。

「予洗いをしたうえで、ボディ用とは別のブラシやグローブで、先に洗ってしまうのが良いでしょう。

 足回りを洗う際に使ったバケツをボディ洗いにも使うならば、忘れずにバケツ内の汚れをしっかりと流しましょう」

 そして最後は、仕上げに関するNG行為です。

 きれいに洗ったあとに拭き上げをせず、「走行風で乾かす」とする人もいますが、これは、せっかくきれいに洗ったボディに水シミを残す、NG行為。

「拭き上げのポイントは、セームタオルと、マイクロファイバークロスのような2種類のタオルを用意することです。

 カーシャンプーを水で流したあと、まずは吸水性に優れたセームタオルでボディ全体の水気を切ります。

 その際、タオルを広げた状態で一方向に向かって引くように動かすと、広い面積でもムラなく拭き取ることができるでしょう」

 屋根、ガラス、ボンネット、ボディサイド、トランク、など、上から下へ拭いていき、概ねの水分を拭き取れたら、マイクロファイバークロスで、細部に入った水分を吸水します。

 一枚のタオルで拭き上げるよりも、2枚のタオルを用意するほうが、スピードも早く、水分除去も効率的にできるといいます。

 タオルが水分を吸いにくくなったと感じたら、早めに新品タオルへ交換し、古くなったタオルは足回りの拭き上げ用に使うようにするのがオススメです。

※ ※ ※

 このほかにも洗車は、季節によって、場所や時間帯、天候などを考慮する必要があります。

 Aさんは長年の経験から、秋ならば、風がない日の夕方に行うのがベストだと話します。

 せっかく洗車をするならば、ボディへキズを付けないよう、正しく行いたいものです。

【画像】「えっ…!」これが正しい洗車スタイルです! 画像で見る(25枚)

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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