スズキ新型「スペーシア」世界初公開! スタイリッシュなデザインに一新!? 6年ぶり全面刷新の”期待”高まる! コンセプトモデルをお披露目へ
スズキは2023年10月3日、25日から開催される「ジャパンモビリティショー」の出展概要を発表しました。なかでも、世界初公開される軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」のコンセプトカーはどのようなモデルなのでしょうか。
次期型期待の「スペーシア」 コンセプトモデルをJMSで公開へ
スズキは2023年10月3日、10月25日(一般公開は28日)から11月5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」での出展概要を発表しました。
なかでも、「スペーシア」のコンセプトカーが2台世界初公開されますが、どのようなモデルなのでしょうか。
スズキブースでは、「世界中に、ワクワクの、アンサーを。」をテーマに、「将来のカーボンニュートラルにむけたスズキの多様な取り組みを、スズキらしいモビリティやサービスでお客様にお届けする」というメッセージとともに、11台の四輪車や5台の二輪車を含む、計25台の展示を実施します。
このうち、スペーシアのコンセプトモデル2台が世界初公開される予定です。
スペーシアは2013年に登場した軽スーパーハイトワゴンで、現行型は2017年12月に発売された2代目モデルです。
出展される「スペーシア コンセプト」は、この現行モデルとは異なるデザインを持っており、スズキは「個性的なスタイルと広い室内空間を持つスペーシアに『日常をもっと楽しく便利に快適に!』の想いを詰め込んだコンセプトモデル」だと説明します。
同時に、エアロタイプ「スペーシア カスタム コンセプト」も出展され、新型スペーシアの登場を予感させる出展となっています。
2タイプともに、スズキの軽では初採用となる衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」、低速時ブレーキサポート(前進・後退)を搭載しています。
スペーシア コンセプトのエクステリアはホワイトとライトイエローのポップなカラーとなっており、全体的に現行型よりもエッジの効いたものとなっています。
スライドドアには「SPACIA」の文字ロゴがあしらわれ、ボディサイド下部には「MORE RELAXED, BE HAPPY」のレタリングが施されています。
インテリアも刷新されており、直線基調のインパネにベージュやブラウンなど、シックな配色を組み合わせたデザインです。
シート素材はライトグレーのファブリック素材のようにうかがえ、現行モデルよりも上質な仕上がりとなったほか、後席の快適性・利便性が進化したといいます。
スペーシア カスタム コンセプトは、「カスタムらしい『上質感』と『華やかさ』をデザイン」したと説明しており、現行モデルのメッキ加飾を多数用いたデザインから、横バーを基調とする精悍なデザインを採用しています。
インテリアはブロンズとピアノブラックの加飾をあしらい、スポーティなイメージを高めました。
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現在、軽乗用車では背が高く、広い室内空間に両側スライドドアを装備する利便性の高い軽スーパーハイトワゴンが人気を博しており、軽乗用車の販売台数ランキングにおいても上位を占めています。
ライバル車種としては乗用車で販売台数1位を誇るホンダ「N-BOX」、2019年に現行モデルが登場したダイハツ「タント」があり、このうち、N-BOXはモデルチェンジを控えているなど、競合モデルの刷新がされる一方で、スペーシアの標準タイプは登場から6年が経過しています。
なおスペーシアシリーズでは、2018年にクロスオーバーSUVスタイルに仕上げた「スペーシア ギア」を、2022年には商用・一般向けのどちらのニーズにも対応する軽バン「スペーシア ベース」を発売するなどラインナップの拡充を図っていますが、次期型の期待が高まっているなかでの出展となります。
2タイプとも市販化の予定については発表されていませんが、これまでスズキは東京モーターショーなどの場で、コンセプトモデルとして披露したモデルを市販化させていることも多くあります。
ジャパンモビリティショー開催時に、スズキからどのような発表がなされるのか、注目が集まります。
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