なぜ「2度」止まる!? 知らないスゴ技「二段階停止」ってナニ? さらなる上級技「多段階停止」とは
交差点に進入する際などに「一時停止」を“しない”という人は少ないでしょうが、その一方で「二段階停止」というテクニックはそこまで知られていないかもしれません。より安全にクルマを運行するためにも、すべてのドライバーが覚えておくと良いでしょう。
より安全性を向上させる「二段階停止」って何?
交差点は、交通事故の起こりやすいスポットのひとつです。
とくに「非優先」側からの進入の場合は一時停止し、左右からクルマが来ていないか、そして自転車や歩行者もいないかなど、しっかりと周囲の安全を確認してから交差点に進まないといけません。
そこでより安全にクルマを運行するためにも、すべてのドライバーに覚えていただきたいのが「二段階停止」というテクニックです。
この「二段階停止」とは、一時停止線で止まった後、左右の目視がしやすい位置まで前進して再度クルマを停止させ、安全を確認する行為のこと。
交差点の中には、定められた一時停止場所からは左右の状況が確認できないような場所も少なくなく、そのような場所では二段階停止が効果を発揮します。
流れとしては、まず停止線で確実にストップした後に、左右から歩行者や自転車が来ないか注意しつつ徐行で慎重に前進。
左右が見通せる場所まで進んだら、そこでもう一度クルマを停めて、再度左右の安全を確認します。
また、カーブミラーがある場合はカーブミラーを使用し安全をチェックしましょう。
クルマが来ていない、または近くにいないことをしっかり確認したら、歩行者や自転車などの巻き込みに注意しつつ交差点に進入するのです。
定められた停止線で止まらないと「一時停止無視」で交通違反になりますが、この二段階停止をしなくても違反にはなりません。
しかしそれでも、より安全に交差点に進入するためには、必須として行っていただきたい行為です。
より安全な「多段階停止」も知っておこう!
二段階停止だけでなく、一時停止線で止まった後に、前進と停止を繰り返しながら慎重に左右の安全を確認する「多段階停止」も、この機会に覚えておきましょう。
まず停止線で止まった後、少し前進して停止し左右を確認。前進しても問題なさそうであれば、左右が見える位置まで徐行で前進します。
このように何度も前進と停止を繰り返しながら左右・前後の安全を確認することを多段階停止と呼ぶのです。
とくに壁や建物で遮られているなど、左右の状況が確認しづらい交差点では多段階停止の出番となるでしょう。
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これらの二段階停止や多段階停止は安全運転に欠かせないものです。
意識せずとも運転の際に行っている人もいるかもしれませんが、さらに意識して行うことでより一層注意でき、ますます安全にクルマを操ることが可能になるのです。
都心の交差点は大体このやり方しないと危険でしょ。
田舎の畑道みたいに視界が開けてるなら一時停止のみで進めるだろうけど。
法律にあるのは「一時停止」であって「1回停止」じゃないんだから必要なら何度でも停まればいいだけ。
幼稚ないいわけをして停止線を越えて停まるひとは「2回3回停まると違法になる!」とでもおもっているの?
死角のある場所だと「停止線の前で停まるとよく見ない!」で停止線をこえる。
よく見える場所だと「停まらなくても見えているから!」で停止線を無視する。
結局、どこであっても停止線の手前でとまっていないやろ!
さらにいえば、「ブレーキを踏んで速度をおとしただけ」を「停止した!」
残念乍ら見通しの悪い交差点の一時停止線で完全に停止した後飛び出して他者や他車と事故に成る人が存在します…?見通しが悪く停止線を少し越えても注意深く運転し、決して事故を起こさない人も居ます…?が、しかし道交法は後者が違反者と為ります。可笑しいんです。無論見通しが困難であれば停止線で止まった後に、注意深く進行して事故を起こさない運転をするのが当たり前なんですが…?