レクサス新型「GX」発売へ 24年登場の期待のオフロードSUV! でも気になるのは3列SUV新型「TX」… 日本導入に期待!
これは日本に欲しい…! 3列シートSUVの「TX」とは
そしてもうひとつは新型GXと同日に世界初公開された新型「TX」です。
新型TXは、快適に移動ができる3列のシートを要望するニーズに応えるために開発されたモデルです。
特徴は、大人2名がゆったりと座れるスペースの3列目シートの設定や、定員乗車時でも十分な容量を確保した荷室、優れた静粛性など、全ての乗員が快適に移動できる室内空間を徹底的に追求した点です。
ボディサイズは、全長5160mm-5170mm×全幅1990mm×全高1780mm、ホイールベース2950mmとラージSUVとなります。
パワートレインは、「TX350」(2.4リッターターボガソリン)、「TX500h」(2.4リッターターボハイブリッドシステム)、「TX550h+」(3.5リッターV型6気筒プラグインハイブリッドシステム)の3種類です。
そのパワートレインにGA-Kプラットフォームにレクサスチューニングを加えたことで、サイズを感じさせない運動性能を持たせました。
今回は起伏の激しいタイトコーナーが続くのが特徴となる富士スピードウェイのショートコースでTX500hのAWDを体感。
まず運転した印象としては、ボディサイズがわからなくなるほどの機敏な走りが出来るモデルだということ。
車重があるにも関わらず、グイグイと登りながら気持ちよくコーナーを曲がって行けるのには驚きでした。
またこのショートコースでは、レクサスが2023年6月5日に世界初公開した新型「LBX」も試乗しましたが、サイズが違うにもかかわらず走り出しの滑らかさやモーターの使い方など共通した「レクサスらしさ」を感じられたことです。
そして2列目シート、3列目シートとそれぞれ体感しますが、3列専用SUVというだけあってどの席でも快適に過ごすことが出来ます。
起伏の激しいショートコースでもこれだけのホールド性があるのであれば、日常的な使い方では相当なレベルなのかもしれません。
とは言え気になる部分もあります。それは3列目シートにアシストグリップが無いことです。
3列専用というのであれば、走行中にとっさに掴めるアシストグリップがあっても良いのかもしれません。実際に3列目に座っているとどこかに掴みたくなる場面がありました。(乗降用のグリップは備わっている)
※ ※ ※
日本で2024年に発売する新型GXと、そして北米専用として登場した新型「TX」。
どちらも全長5m前後と日本の道路事情にはマッチしづらいですが、昨今ではそれを補う機能が備わっています。
そのため新型GXを日本に入れるのであれば、新型TXを日本に入れるという選択肢、ユーザーへのマルチパスウェイも期待したいところです。
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