橋が大雨で橋脚傾いた!? 新たにかけ直す「川島大橋」の特徴とは
木曽川に架かる岐阜県道180号松原芋島線の川島大橋は、大雨で被災したため架け替え工事が進められています。今回、その新しい橋の色が決まりました。
2021年から通行止め続く
岐阜県各務原市で架け替え工事が進む川島大橋について、県などは2023年9月15日、新しい橋の色が白に決まったと発表しました。
川島大橋は木曽川に架かる県道180号松原芋島線の橋です。
2021年5月、大雨による増水で橋脚が傾き、トラス橋の構造体も歪んだため通行止めに。同年9月には国が復旧工事に着手し、2022年8月には歩行者用の仮橋が下流側に開通しています。
その後、被災した橋の解体・撤去は進んでおり、同じ位置に新しい橋が架かる計画です。
従来のトラス橋は橋脚が4基でしたが、新しい橋は橋脚が1基だけの鋼2径間連続アーチ橋を採用。車道幅は3.0m×2車線、歩道も3.0mで、いずれも現在の基準に合わせて旧橋より広がります。
また、川島大橋南交差点は、位置を南へ少しずらして右折レーンを設ける計画です。
色については、川島大橋は周囲のランドマークとなる重要な橋であり、近隣にある白い展望タワー「ツインアーチ138」などとの調和の観点から「白色」に決まったといいます。
工事は、早期復旧を目指して24時間体制で進められています。
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