中古で買った車が「リコール」!? “放置”は絶対NG! 正規ディーラーで直してもらえる? すぐに対処すべきワケ

なぜリコールを放置しちゃダメなのか?

 自分のクルマがリコール対象かどうかを確認する方法としては、メーカーや販売ディーラーの公式サイトで確認することのほか、内容によっては国土交通省のウェブサイトでも確認できます。そして、封書などでお知らせが届くケースもあります。

 リコール対象であることがわかったとき、なかには安易に「もう何年か乗ってるし、大丈夫でしょ」と自己判断する人や、縁もゆかりもないディーラーに出向くのが億劫な人もいるかもしれませんが、ここは素直に無償交換してもらうのが良さそうです。

ユーザーはリコールを放置してはいけない
ユーザーはリコールを放置してはいけない

 というのも、やはりきちんと無償交換してもらうほうがメリットは大きいから。ディーラーの担当者によると、リコール対象車で事故が起きてしまった場合、リコール修理を怠ったユーザー側に責任が生じるケースもあるといいます。

 またパーツによっては、交換しておかないと車検が通らなくなることもあり得るとのこと。しかも純正部品でないと対応できないケースも含まれるため、できるだけ速やかに対策部品に交換しに来てほしいのだそうです。

 そして今回、正規ディーラーに入庫したことで、改めてメーカー側にユーザー登録されることになりました。これは非常に大きなメリットで、今後も同様のリコールや、または重大な故障などが発生した場合、中古車店で直せないようなものはディーラーに相談することも可能になります。

 中古車の場合は複数のユーザーが所有していた経歴の過程で、正規ディーラーとの繋がりが切れてしまうこともしばしば。実際に頼むことがあるかはともかく、繋がっておいて損はないはずです。

※ ※ ※

 リコール自体は致し方ないもので、この制度によって、不具合をメーカー自らの責任で無償交換してもらえるのは、ユーザーにとって大きなメリットといえます。

 もし手元にリコールのお知らせが届いた場合は、放置せずにしっかり中身を確認して、ディーラーでしっかりと部品を交換してもらいましょう。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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