増加する「ETC専用入口」 間違えて入った場合はどうすればいい? 首都高は35箇所の入口が「現金利用不可」に
首都高速では35箇所の入口がETC専用入口ですが、ETCが利用できないクルマで入口に進入してしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
「ETC専用入口」に誤進入! どうすればいい?
首都高速(首都高)の入口は、35箇所の入口がETC専用入口となっています。では、ETCが利用できないクルマで入口に進入してしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
また、一般レーンに代わって設置されている「サポートレーン」はどういう時に使うのでしょうか。
近年、ETC車載器(車載器)を搭載したクルマが増加してきたことを受けて、首都高では2022年から35箇所の料金所をETC専用(以下専用入口)に切り替えています。
さらに、2025年度には約9割となる約160箇所の料金所を専用入口に切り替え、2030年頃を目処にすべての料金所が専用入口になる予定だといいます。
公式サイトなどでも積極的に告知しており、ETCを搭載しないクルマやETCカードを利用しないユーザーなどへ注意を呼びかけています。
しかし、現金支払いのクルマ(以下現金車)が専用入口に誤って進入してしまう可能性があるほか、車載器が搭載されたクルマであっても、ETCカードが差し込まれていなかったり、車載器がエラーを起こして通信ができないなど、トラブルが突然発生して通行できないおそれもあります。
では、こうしたトラブルが発生し、ETCが利用できない状況で専用入口に進入してしまったらどうすればいいのでしょうか。首都高の担当者は以下のように説明します。
「その際は、『サポートレーン』に停車してインターホンを押下し、係員の指示に従ってください。
なお、Uターンや後退は大変危険ですので、おやめください」
専用入口への切り替えにともない設置されているのが「サポートレーン」で、何らかのトラブルによりゲートを通過することができないクルマが利用するレーンです。そのため、現金車が利用する一般レーンとは異なる点に注意が必要です。
もしETCが使えない状況で専用入口に誤って進入してしまったと気づいたら、ひとまずそのまま進み、サポートレーンで必ず一旦停止して、係員の指示に従って対応する必要があります。
首都高は原則一方通行であり、誤って進入してしまったことに気づいても、バックしたり、Uターンして戻ったりすることはとても危険なため絶対にしてはいけません。
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