トヨタ新型「ランクル70」実車展示! V8+MTもアリ!? 16年ぶり顔面刷新の“タフ仕様”豪で公開

2023年8月30日、トヨタのオーストラリア法人は、「ハイラックスRevo BEV Concept」などの実証実験車両や、右ハンドル仕様の「タンドラ」など今後1年以内に発売する新型量産車6台の発表・展示イベント“新型車ショーケース”を実施。このなかには、2023年8月2日に世界初公開された新型「ランドクルーザー70」のオーストラリア仕様も展示されたようです。日本でも販売される新型ランドクルーザー70とどのような点が異なるのでしょうか。

V8+MTもある? 新型「ランドクルーザー70」実車展示

 2023年8月30日、トヨタのオーストラリア法人は、「ハイラックスRevo BEV Concept」などの実証実験車両や、新型「ランドクルーザープラド」や右ハンドル仕様の「タンドラ」など今後1年以内に発売する新型量産車6台の発表・展示イベント“新型車ショーケース”を実施しました。
 
 このなかには、2023年8月2日に世界初公開された新型「ランドクルーザー70」のオーストラリア仕様も展示されたようです。

V8+MTもある! トヨタ新型「ランドクルーザー70」(オーストラリア仕様)
V8+MTもある! トヨタ新型「ランドクルーザー70」(オーストラリア仕様)

 ランドクルーザーシリーズは、今から70年以上前の1951年に、警察予備隊(現・自衛隊)向けに計画された四輪駆動車を起源とする持つ本格SUVです。

 ランドクルーザーシリーズなかでも、1984年に登場した6代目モデルである70系(通称:ランドクルーザー70)は、日本では2004年に販売が終了していましたが、オーストラリアなど国外では継続して販売。2007年にはフロントフェイスを変更するなどした現行モデルが誕生しています。

 そして、この現行モデルは、日本でも2014年に30周年を記念し、4ドアバン(76系)に加え国内モデルでは初のピックアップモデル(79系)もあわせて、およそ1年限定で再販。そして2023年8月2日に、9年ぶりとなるランドクルーザー70の再再販が発表され、新型モデルへと進化するほか、今回は限定モデルではなく、継続販売モデルとして今冬にも登場する予定となっています。

 そんな中、同日これまでも継続してランドクルーザー70が販売されていたオーストラリアでも、新型ランドクルーザー70が発表。オーストラリア仕様は、元々同市場で販売されていただけに、選択肢も豊富です。

 ボディタイプは、日本でも登場するワゴン以外に、シングルキャブ、ダブルキャブ、乗車定員の多い後席対面座席のトゥループキャリアも用意され、計4タイプが販売されます。

 エクステリアは、日本と同様、これまで通り今の時代には珍しい四角くシンプルなデザインを継承しつつ、フロントフェイスを一新、大きな丸めのヘッドライトが特徴的な愛らしくもタフ感を感じさせる顔つきになりました。

 インテリアも同様で、メーターデザインの変更や、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイの追加などが行なわれ、実用性を向上させています。

 パワートレインは、日本でも用意される最高出力203馬力・最大トルク500Nmを発揮する2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン+6速ATの組み合わせと、日本には存在しない最高出力205馬力・最大トルク430Nmを発揮する4.5リッターV型8気筒ディーゼルエンジン+5速MTの組み合わせの2種類を用意しています。

 今回“新型車ショーケース”で実車展示されたのは、そんなオーストラリア仕様の新型ランドクルーザー70の中でもダブルキャブモデルです。

 ボディーカラーは深い赤で、シュノーケルインテークが備わっており走破性能が高められています。

 オーストラリアでの発売時期は、2023年第4四半期となる予定。価格などさらなる詳細は、発売が近くなると発表されます。

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