新車で買える!? 日産“新型”「エクストレイル クラシック」発表! 日産“人気SUV”「先代モデル」がまだ売っていた? 約381万円から 中国で発売
2023年9月2日、中国・東風日産は自社SNSで「エクストレイル クラシック クラウン エディション」を発売したと自社のSNSで明らかにしました。
4代目と3代目が併売される中国の「エクストレイル」
中国における日産と東風汽車との合弁会社「東風日産」は2023年9月2日、自社SNSで「エクストレイル クラシック クラウン エディション」(中国表記で「奇駿 経典 栄冠版」)の発売を明らかにしました。
先代(3代目)エクストレイルがベースで、現行型(4代目)エクストレイルと併売されます。
エクストレイルは、日産のミディアムクラスSUVです。
初代は2000年に登場。以来、同社を代表する世界戦略車のひとつに成長しています。
現行モデルは、2020年にアメリカで初公開された4代目で(北米市場向けの車名は「ローグ」)、その後世界各国で相次いで発表されており、日本でも2022年7月より発売を開始しています。
中国で4代目エクストレイルは2021年4月に発表。当初はガソリンターボエンジンのみのラインナップでしたが、その後e-POWER(ハイブリッド)搭載モデルも追加されています。
一方で2021年、東風日産とは別の合弁会社の鄭州(ていしゅう)日産において、先代(3代目)の現地生産モデルが「エクストレイル HONOR(オナー)」として、4代目と併売される格好で再販売されています。
ボディサイズは、全長4675mm×全幅1820mm×全高1722mm、ホイールベース2706mm。
搭載されるパワートレインは2リッター直列4気筒ガソリンエンジンでアイドリングストップ機構を備え、組み合わされるトランスミッションはエクストロニックCVTです。
そんな3代目エクストレイルですが、2023年9月現在、エクストレイル クラシック(中国名:奇駿 経典)として、東風日産で販売されています。
以前はリアゲート部に備わっていた“HONOR”のバッジは外されていることも、同社の公式サイトで確認できます。
装備面では、コネクティッド機能「ニッサン コネクト」を備え、例えば遠隔操作でドアロックの施錠・解錠や、エンジン・エアコンの始動、ライト点滅などが可能です。
このほか、パノラマサンルーフやD型多機能ステアリングホイールなど各種の快適装備も多数備えています。
さらに先進運転支援機能「ニッサン i-SAFETY」として、360度のパノラマビュー機能「アラウンドビューモニター」や「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」、「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」「LDW(車線逸脱警報)」といった全方位の安全装備が揃います。
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中国におけるエクストレイル クラシックの販売価格は、18万9300元(約381万円)からです。
なお東風日産では、同モデルの購入者に6000元(約12万円)相当の純正オプションパッケージと、最大6000元の買い替え補助金を提供するとしています。
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