えっ…? 後ろから迫る車なぜ「右ウィンカー」出してる!? 追越し車線の“謎”ウィンカーは「戻し忘れ」じゃなかった?
追越し車線をダラダラ居座るドライバーに意思表示はできないのか
ただ、この合図が使われなくなってきているから、というワケでもないでしょうが、昨今は追越し車線を走行車線よりも低いスピードでノロノロと走る続けるドライバーを多く見かけるようになった、とする声が多いのも事実です。
![運転にイライラは禁物! 余裕を持ったドライブをすることが安全運転につながります[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/08/20230823_Highway_Traffic_Accident_Trouble_AdobeStock_341590516.jpg?v=1692778880)
SNSなどでは「追越し車線をノロノロ運転するドライバーに遭遇して、めっちゃ(右ウインカーを)使いたかった」とする意見も見られました。
追越し車線に居座るノロノロドライバーに対し、左からの追越しは禁止されているため、どうすることもできません。
そのような状況下で「後ろが詰まっているからちょっと譲ってほしい!」という意思表示をしたいと思うことは、高速道路をよく利用するドライバーならば経験があるのではないでしょうか。
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道を譲ってほしいという意思表示としては、車間距離を詰めたりパッシングをしたりして意思表示してくるドライバーもいますが、「あおり運転」と認識されることが考えられますし、「車間距離不保持」や「減光等義務違反」という道路交通法違反にもなります。
このように、追越し車線に居座るノロノロ運転ドライバーの対処はとても難しいところですが、運転にイライラは禁物です。
追越しではなく「追抜き」になるように、走行車線を法定速度で走ってじんわりとやり過ごすか、時間に余裕があるならばサービスエリアに立ち寄ってひと呼吸してから出発する、というのが精神衛生上も良いかもしれません。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
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