1700万円超え! トヨタ新型「アルファード/ヴェルファイア」発表! オシャ内装に日本にはない“定番”もアリ? 泰で実車登場
2023年8月16日、トヨタのタイ法人は新型「アルファード/ヴェルファイア」を発売しました。諸外国で展開されるアルファード/ヴェルファイアには、日本にはない、ある“定番”が設定されています。
日本にはない、ある“定番”が選択可能?
2023年8月17日、トヨタのタイ法人は16日に新型「アルファード/ヴェルファイア」を発売したと発表しました。
日本では6月に発表・発売された新型アルファード/ヴェルファイアですが、ここ数ヶ月で今回発表があったタイを含め、インドネシアなど、諸外国にも続々と投入されています。
このように諸外国で展開されるアルファード/ヴェルファイアには、日本にはない、ある“定番”が設定されるようです。
アルファードは、高級ミニバンの代名詞とも言えるほどの知名度を誇る人気のモデル。2002年に初代モデルが登場、その後、2008年にはフルモデルチェンジを迎え、アルファードが2代目に進化すると同時に、より個性を求めるユーザー向けに、ヴェルファイアが誕生しています。
2023年6月のフルモデルチェンジでは、アルファードとしては4代目、ヴェルファイアとしては3代目へと進化。今回タイで発売されたのもこの新型モデルです。
新型アルファード/ヴェルファイアについてトヨタは、「運転する方も、後席にお乗りになる方も、このクルマをお使いになるすべてのお客様が相手を思いやり感謝し合える空間をこのクルマを通じて実現すること。これを『快適な移動の幸せ』と定義し、従来から受け継がれるその価値を一層追求し、開発を進めました」と説明。
「快適な移動の幸せ」の追求のため、新型アルファード/ヴェルファイアは「性能を世界基準に昇華させる」を開発テーマに定め、TNGAプラットフォーム(GA-K)をミニバン用に最適化し採用したほか、アルファードとヴェルファイアの個性をさらに明確化しています。
なかでもヴェルファイアのガソリンエンジンモデルには、高出力の2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを採用するほか、ラジエターサポートとサイドメンバーをつなぐ専用のボディ剛性部品を追加するなど、デザイン面にとどまらず走りの面でもそれにふさわしい個性が付与されています。
一方、タイで発売された新型アルファード/ヴェルファイアのパワートレインは、どちらも2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドのみ。組み合わされるトランスミッションはE-CVTです。
グレード構成も、新型ヴェルファイアが通常グレードの1グレードのみ、新型アルファードが通常グレードと上位グレードとなる「ラグジュアリー」の2グレードのみと限られた設定になります。
しかし、ボディカラーやインテリアカラーの選択肢が、日本よりも豊富であることが挙げられます。
タイの新型アルファード/ヴェルファイアのボディカラーには、国内には設定のない定番の”シルバー”を用意、これはインド向け仕様なども同様です。その代わり日本では新型アルファードのみに設定される「プレシャスレオブロンド」がありません。
また内装色として、日本の新型アルファードにはニュートラルベージュ・ブラックが、新型ヴェルファイアにはブラック・サンセットブラウンが設定されますが、タイでは新型アルファードにはニュートラルベージュ・ブラック・サンセットブラウンの3色が、新型ヴェルファイアにはブラックのみが設定されています。
価格は、新型アルファードが412万9000バーツ(約1700万円)から、新型ヴェルファイアが427万9000バーツ(約1762万円)からと、日本と比較するとスタート価格がかなり高額です。
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諸外国では日本では選べない、新型アルファードのシルバー+サンセットブラウンの組み合わせが可能なようです。前述の通り、国外で続々と新型アルファード/ヴェルファイアが導入されており、グローバルモデルとしての進化を感じられます。
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