ガソリン高騰止まらず…13週連続値上がりでレギュラー平均181.9円 “最も高い県”は190円台到達
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、13週連続の値上がりです。
先週から1.6円アップ
経済産業省資源エネルギー庁は2023年8月16日、レギュラーガソリンの14日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり181.9円で、先週(7日)から1.6円高くなりました。
13週連続の値上がりです。
都道府県別にみると、愛知県で値下がり、福島県で横ばいでしたが、ほかの45都道府県は値上がりしています。
店頭価格で最も安かったのは岩手で176.8円、次いで青森177.4円、兵庫178.1円です。
一方、最も高かったのは長野で190.4円、次いで鹿児島187.8円、長崎187.4円でした。
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原油価格の高騰を受け、政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施しています。
対象はガソリン・軽油・灯油・重油です。補助金は、2023年5月の1リットル上限25円を基準に6月以降は補助率を9割、8割と2週間で1割ずつ引き下げていき、9月末に終了となります。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、8月21日時点で195.7円まで上がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は12.0円でしたが、あす17日から12.1円に増額されます。
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