クルマの運転席付近にある「謎のラベル」なんのため? 空気圧は高/低どちらが正解? 注意点とは

空気圧の調整には注意すべき点アリ! それはなに?

 ただし空気圧の調整には注意すべき点もあり、担当者は次のように説明しています。

「タイヤの空気圧は自然に低下し、一般に乗用車用タイヤは1か月で約5~10%も空気圧が低下します。

 そのため、空気圧低下を考慮して車両指定空気圧を下回らないように、車両指定空気圧を基準とし、0~+20kPaの範囲内で調整・管理することをおすすめします。

 一般に走行するとタイヤ内部の温度が上がり、空気圧は高くなります。

 そのため、ガソリンスタンドへの移動など走行途中で空気圧を調整する場合は、メーカー指定空気圧より20~30kPa高めに調整し、冷えた状態になったら再調整が必要です」

突然「空気圧センサー」が点灯!?  空気圧が低下している可能性がある
突然「空気圧センサー」が点灯!? 空気圧が低下している可能性がある

 そのほかタイヤの使用・管理が不適切な場合、タイヤの機能が低下するだけでなく、種々の損傷を起こす原因になると説明した上で、日常的にできるタイヤのケア方法について担当者は次のように話しています。

「タイヤのご使用者は、走行時の安全を確保するために必ず日常点検・整備をおこなってください。

 日常点検では『1.空気圧は適正か?』『2.ミゾは十分に残っているか?』『3.偏摩耗(部分的に異常にすり減ること)していないか?』『4.キズはないか?『5.ひび割れしていないか?』『6.サイド部が膨らんでいないか?』を確認することがポイントです」

※ ※ ※

 タイヤの空気圧は自然と低下していくため「最低でも1か月に1度は空気圧の点検をおこなって適正な空気圧を維持してください」とも説明しています。

 1か月に1回空気圧を点検する必要があると聞くと少し面倒に感じる人もいるかもしれません。

 しかし、タイヤの空気圧は希望すればガソリンスタンドのスタッフに充てんしてくれます(一部では有料)。

 そのほか、ガソリンスタンドにある空気充てん機を使用してセルフで調整することも可能です。

 空気圧の過不足によってタイヤのバーストや燃費の低下など悪影響が生じるおそれがあるため、洗車や給油などの機会に合わせて、定期的に点検をおこないましょう。

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1件のコメント

  1. 「タイヤ空気圧」って記述あるのに「謎ラベル」と言い切る謎記事。

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