全長5.1m! ド迫力のトヨタ最強「新型3列SUV」ついに登場!「グランドハイランダー」米で生産開始
米国トヨタは、新型3列SUV「グランドハイランダー」の生産を開始しました。新型グランドハイランダーはどのような特徴があるのでしょうか。
巨体を軽々と走らせるパワフルなエンジン搭載!
トヨタの米国法人は2023年8月2日(現地日時)、新たな大型3列シートSUV「グランドハイランダー」の生産を開始したことを発表しました。
新型グランドハイランダーは多人数で乗車しても十分な荷物スペースを備えたモデルです。どのような特徴があるのでしょうか。
新型グランドハイランダーは、米国のSUVラインナップへ新たに追加される、最大8人乗りの3列シートSUV。すでに販売されている3列シートSUV「ハイランダー」の実質的な上位モデルです。
企画やデザイン、開発、生産に至るまで、米国トヨタ主導で進められたモデルで、トヨタはインディアナ工場(インディアナ州)に8億300万ドルを投じて製造ラインを刷新しました。
ボディサイズは、全長201.4インチ(約5116mm)×全幅78.3インチ(約1989mm)×全高70.1インチ(約1781mm、アンテナ除く)、ホイールベース116.1インチ(約2949mm)と大型。
外観は、ハイランダーとは異なるスタイリングを採用し、最新のハンマーヘッドグリルを備えたフロントマスクや大径20インチホイール、シャープな形状のリアまわり、2本出しマフラーなど、スポーティでダイナミックなデザインです。
また、ボンネットを低く抑え、大きなガラスエリアを確保することによって視認性も良く、安心して運転できるとトヨタは説明します。
内装は上質で機能的な仕立てとなっており、ソフトパッドのインパネには木目調加飾を備えるほか、グレードによってはレザー素材を用いた上質なシートも用意されます。
また、後席ドアを大型にするとともに、3列目シートへのアクセスにも配慮しており、大人が3列目シートに乗っても余裕のある足元空間を実現したほか、フル乗車の状態においても広い荷室を備えました。
インパネには大型12.3インチのマルチメディアディスプレイを標準装備。センターコンソールには、2つのUSBポートや大型カップホルダー、ワイヤレス充電器などを備えるほか、助手席側には小さなバッグも収納できるポケットも用意します。
また2列目および3列目席にも左右独立のUSBポートを備えました。
パワートレインは、2.4リッターターボガソリン仕様(FF/AWD)、効率性に優れた2.5リッターハイブリッド仕様(FF/AWD)、システム最高出力362馬力・最大トルク400 lb・ftを発揮するハイブリッドマックス仕様の3種類を用意。
ハイブリッドマックス仕様車では、0-60マイル(約0-96km/h)加速が6.3秒と、スポーツカー並のパフォーマンスを誇り、トヨタは新型グランドハイランダーついて「トヨタ史上最もパワフルなミドルサイズSUVとなる」としています。
先進運転支援機能は最新の「Toyota Safety Sense 3.0」を搭載。レーダーやカメラを用いて前走車や歩行者、自転車との距離を測りながら先読みし、カーブ進入時などのブレーキをかけたり、ハンドル操作をアシストする「プロアクティブ ドライビング アシスト システム」を追加したほか、各種制御も性能が向上しています。
※ ※ ※
米国での新型グランドハイランダーは「XLE」「Limited」「Platinum」の3タイプを用意。これに3つのパワートレインと駆動方式の違いをあわせ、10グレードを用意します。
価格は「XLE」(FF)の4万3070ドル(約614万円)から、「Platinum Hybird MAX」の5万8125ドル(約829万円)まで。米国で2023年夏に発売されます。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。