トヨタが新型「ランドクルーザー250」世界初公開! 14年ぶり全面刷新で「プラド名廃止」 300系弟分を2024年発売! 同時に70系再々販も

新型ランクルのパワートレインは?

 ボディサイズは全長4925mm、全幅1980mm、全高1870mm、ホイールベース2850mmで、プラットフォームは”300″シリーズと同じGA-Fを採用したことにより、悪路走破性が大幅に向上しました。

 さらに、「お客様の生活と実用を支えるクルマ」として、オンロードも含めた操縦のしやすさと快適性も向上させています。

 従来型のプラドと比較して、大幅に剛性を強化。フレーム剛性+50%向上、車両全体の剛性としては+30%向上しました。

トヨタ新型「ランドクルーザー "250"」
トヨタ新型「ランドクルーザー "250"」

 また、サスペンションの基本性能向上悪路走破性の指標となるホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を向上。加えて、オフロード・オンロード双方での性能向上に繋がるシステムを採用。

 電動パワーステアリング(EPS)は、悪路走行時のハンドル取られ低減、すっきりとしたステアリングフィール、低速時の取り回し性向上などに貢献、レーントレーシングアシストを実現したほか、トヨタブランド初採用となるSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)スイッチ操作でフロントスタビライザーの状態を切り替えることが可能となるなど、オフロードの悪路走破性・乗り心地とオンロードでの操縦安定性を両立します。

 マルチテレインモニター/マルチテレインセレクト機能拡充によるオフロード走行支援も向上しました。

 パワートレインは仕向地により異なりますが、ランクルシリーズ初のハイブリッドが設定され、複数用意されるパワートレイン中、いずれも上級版として位置づけられています。

 国内仕様のパワートレインは、204馬力・500Nmを発揮する2.8リッターディーゼルターボ+8速ATと、163馬力・246Nmを発揮する2.7リッターガソリン+6速ATが用意されます。

 北米・中国では2.4リッターガソリンターボハイブリッド+8速ATが、豪州・西欧では2.8リッターディーゼル(48Vシステム)+8速ATを設定。

 さらに、中近東・東欧地域では量販型ガソリンパワートレインとして、2.4リッターガソリンターボ+8速ATが用意される予定です。

トヨタ新型「ランドクルーザー "250"」
トヨタ新型「ランドクルーザー "250"」

 新型ランクルの世界初公開に際して、トヨタ自動車 取締役・執行役員 デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏は次のようにコメントしました。

「ランクルの主力となる『コアモデル』として、豊田章男氏が開発陣に課した使命は『原点回帰』でした。文字通りに解釈すれば『原点に立ち戻ること』。質実剛健な『ランクル70』を新たに作るのか、レトロにすればいいのか、それではあまりにも単純すぎると思いました。

 そこで、ランクルの存在意義や真の価値を見つめ直すチャンスと捉え、トレンドをはるかに超越し、世界のお客さまが無条件の信頼を託せるクルマへと昇華させました」

※ ※ ※

 日本における新型ランドクルーザー”250″シリーズは、特別仕様車「First Edition」を含めて2024年前半に発売される予定です。

 また、今回同時に「ランドクルーザー70」が2014年の再販に続いて、2度目の再販がなされることとなりました。

 新たに2.8リッターディーゼルエンジンに6速ATを採用したほか、デザインも一新し、時代に合わせた進化を遂げています。

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