2022年7月15日に16代目新型「クラウン」として発表された4台のうち、「エモーショナルな雰囲気とスポーティな走りを兼ね備えたミドルSUV」とされるモデルが「クラウン スポーツ」です。

　そんなクラウン スポーツを、オープンカー化したモデルのCGを、クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏が作成し投稿、話題を呼んでいます。このクルマはどのようなイメージのモデルなのでしょうか。

　クラウンは、68年も続くトヨタの代表的なクルマの一つ。これまでにも“クラウン”という名称を関したトラックやステーションワゴンはありましたが、2022年7月15日に発表された16代目となる新型クラウンは、初めてグローバルモデルとなるとともに4つの異なるボディを持つ“クラウンシリーズ”へと変化しています。

　これまでと同様のセダン形状を引き継いだ「セダン」のほかに、セダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」、運転しやすいパッケージでスポーティな走りを楽しめるSUVの「スポーツ」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUVとしての「エステート」が用意されます。

　中でも新型クラウン スポーツは、俊敏でスポーティーな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUV。ボディサイズは、全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベースは2770mm（開発目標値）です。

　エクステリアは高級感を感じさせつつも流麗でスポーティなデザイン。インテリアは、ブラックを基調としつつインパネやコンソール部分、シートベルトなどにもレッドの配色が施され外装同様スポーティな印象に仕上がっています。

　パワートレインは2種類の展開が予定されており、ハイブリッド車（HEV）は2023年秋頃、プラグインハイブリッド車（PHEV）は2023年冬頃に登場する予定です。

　そんなクラウン スポーツを、オープンカー化したモデルのCGを、クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏が作成しました。

　このクルマについてTheo throttle氏は、「『MR2』を覚えているだろうか？ トヨタが電動ロードスターとしてMR2を復活させたらどうなるだろうか？ プロポーションは、MGの『サイバースター』を参考にし、デザインはトヨタのクラウン スポーツを参考にしました」としています。

　たしかにTheo throttle氏が作成したCGは、サイバースターの骨格にクラウン スポーツのデザインを合わせて作成されており、見事なオープンカーに仕上がっています。

　本来SUVのデザインあったとは思えない程マッチしており、クラウン スポーツがそのままスポーツカーとなってもおかしくない程、スポーティなデザインであることがよくわかります。

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　Theo throttle氏の製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部まで描かれており、その本気度を感じることができます。