車のナビに表示「道路に沿ったナゾのカラフル線」の意味は何? 近年は「命に関わる」大事な情報も表示! 実はめちゃめちゃ便利な表示とは

カーナビの地図上に、道路に沿って緑色やオレンジ色、赤色などの線が表示されていることがあります。この線は常に同じではなく、時間の経過とともに色が変わりますが、どういった意味があるのでしょうか。

近年は「命に関わる大事な情報」を表示するパターンも

 このVICSですが、2015年4月に新サービス「VICS WIDE」の提供が開始されました。

 VICS WIDEでは伝送される情報容量を約2倍に拡大したもので、従来のカーナビにはなかった最新の渋滞情報を反映したルート検索が可能となり、より高度な渋滞回避ができるようになりました。

 さらに、気象・津波情報や火山噴火などの特別警報が追加され、走行中のエリアでこれらの特別警報が発令された際に、カーナビ上にポップアップで情報が表示されるようになっています。

VICS WIDEでは災害情報も表示される
VICS WIDEでは災害情報も表示される

 特に、近年はゲリラ豪雨など局所的な大雨によって道路の冠水が発生していることから、1時間あたりの雨量が50mm以上となる大雨が発生しているエリアを地図上に表示できるようになりました。

 大雨のエリアでは地図上に「災害速報」というアイコンとともに、黄色い枠で囲むように多角形表示します。

 この情報により、運転中に危険なエリアを回避したり、場合によっては避難を検討することができるなど、渋滞回避以外のさまざまな活用方法が増えました。

※ ※ ※

 あまり意識したことのない人もいるかもしれませんが、VICS情報の渋滞・混雑情報はストレスのない快適なドライブを手助けしてくれるという役割があります。

 さらに、VICS WIDEに対応したカーナビであれば、災害などの特別警報や大雨のエリアなど、安全に関わる自然災害に関する情報が提供されているため、今一度ナビに表示される情報を確認し、安全運転に活用してみてもいいかもしれません。

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