レンタカー返却時「違約金」発生!? 「泥&砂だらけ」だと請求される? 意外と知らない追加費用「NOC」が発生するケースとは
汚れはないけど「ニオイ」は?
ほかにも、禁煙車でタバコを吸ったり、ペットを車内で解放したりすると、車内が汚れてしまうだけでなく、窓を開けて十分に換気していたとしても、シートやエアコンフィルターなどに臭いが染み付いてしまい、簡単に消すことができません。
タバコの臭いは紙タバコだけでなく、加熱式タバコや電子タバコでも臭ってしまうことがあるため、同乗者に1人でも喫煙者がいたり、自身が喫煙する場合は喫煙車を予約したほうが良いでしょう。
ペットは臭いがつくだけでなく、シートの隙間やフロアマットなどに毛が付着することがあり、除去するのも思いのほか手間がかかります。
なお、ペット同乗については貸し出し時にルールを定めていることがあり、ケージに入れた上で後部座席の床かラゲッジスペースに乗せる、レジャーシートを敷くなど、レンタカー会社ごとに異なっています。
また、オプション料金を支払えば乗せられるケースもあるので、ペットとの旅行を計画している際はうっかりNOCが請求されないように必ず申告したほうが良いでしょう。
このように、返却後に著しい臭いや汚れがあった場合には、修理や清掃、臭気除去にかかる実費に加えてNOCが請求されることになるため、状況によっては数万円単位の追加料金を支払うことになります。
レンタカーを利用して山や海など汚れやすい場所に出向いた時は、クルマに乗り込む前に靴や体、荷物などについた泥や砂をしっかり落としたり、別の靴や服を持参して着替えてから乗り込むなど、工夫しましょう。
また、臭いに関しては喫煙車を選んだり、ペット利用のオプションを選択するなど、自身でできる対策に加えて予約時に多くの選択肢が用意されていることがあります。
夏休みや連休にレンタカーを借りることがある場合は、一度店舗に聞いてみたほうがよさそうです。
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