斬新すぎ“内外装”採用! トヨタ新型「C-HR」初公開! 「赤いTOYOTAロゴ」に“64色に輝くインテリア”がスゴい
トヨタの欧州法人は、2代目となる新型「C-HR」を発表しました。同社が“公道を走るコンセプトカー”と表現する外装デザインや、内装デザインはどのようなものとなっているのでしょうか。
“ほぼコンセプトカー”のトヨタ新型「C-HR」の内外装とは
トヨタの欧州法人は、7年ぶりのフルモデルチェンジを遂げ2代目となる新型「C-HR」を発表しました。
同社が“公道を走るコンセプトカー”と表現する外装デザインや、内装デザインはどのようなものとなっているのでしょうか。
C-HRの起源は、2014年開催のパリモーターショーで公開されたコンセプトモデル「TOYOTA C-HR Concept」です。このコンセプトモデルを踏襲する斬新なデザインで、2016年12月に“クーペスタイルのコンパクトSUV”として正式デビューし、日本でも展開されています。
日本では2019年のマイナーチェンジで、フロントのエアインテークを拡大するなどエクステリアの変更や、MTモデルの追加、シーケンシャルウインカーを採用するなど改良が施されましたが、2023年7月下旬をもって生産終了することが知らされており、以後の販売の予定がありません。
そんなC-HRですが、2代目となる新型「C-HR」が6月26日に欧州で世界初公開されました。
新型C-HRのボディサイズは、全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mmと、全長は先代モデルよりも短く(−25mm)、車幅は拡張(+35mm)しています。ホイールベース2640mm、フロントオーバーハング915mm、リアオーバーハング805mm(オーストラリア仕様)に設定されています。
パワートレインには、1.8リッターもしくは2.0リッターエンジンのハイブリッド仕様と、2.0リッターエンジンのプラグインハイブリッド仕様の3種類を用意しています。
そんな新型C-HRの内外装にはどのような特徴があるのでしょうか。
まずエクステリアは、2022年12月5日にも次期型C-HRと明示されたコンセプトカー「C-HR プロローグ」とほとんど変わらない、まさに「公道を走るコンセプトカー」と言える斬新なデザインです。
初代C-HRでも、クーペのようなフォルムでSUVデザインの常識を打ち破りましたが、新型C-HRでは、同社が「スーパークーペ」と表現する、さらなるシャープさが表現されたフォルムとなっています。
フロントフェイスには新型「プリウス」などトヨタの新型車に多く起用される「ハンマーヘッド」デザインを採用し、より先進的な印象を持たせています。
サイドは、車両側面に沿ったダイヤモンドカットのキャラクターラインが特徴的です。トヨタ車に初めて採用されたという格納式のフラッシュドアハンドルが、よりフラットなボディ表面を生み出し、よりコンセプトカー的なデザインとなっています。
リアは、起伏の激しい軽快なデザインをしています。テールライト中央に配された光る「TOYOTA C-HR」の文字ロゴが特徴的です。
足元には、最大直径20インチの大型ホイールが装備されるほか、ルーフからリア部分までボディ別色となる新しいスタイルの2トーンペイントが採用されています。
インテリアは、高級感と洗練性を高めたスポーティなデザインです。すべての操作はドライバーズゾーンの集中で完結するようボタンなどが配され、「翼」のデザインテーマにより、乗員全員がキャビンに包み込まれるような感覚を味わえます。
また、内装各所に配されるアンビエントライトは、最大64色から選択できるほか、時間の経過と同期して24色の色合いが変化する設定もあり、朝の明るい色から夕方のよりリラックスした色へと変化します。
このアンビエントライトは先進安全装備とも連動しており、車両の接近などを察知すると赤く光り、ドライバーに危険を知らせます。
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新型C-HRは、欧州では発表と同時に予約受付がスタート、オーストラリアでは2024年上半期に登場する予定です。価格などさらなる詳細はいずれの地域も発売が近づくにつれ、公開される予定です。
今後の続報に注目です。
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