トヨタが新型「C-HR 右ハン仕様」発表! 斬新デザイン&上質内装採用! 24年上半期に豪州で発売
トヨタのオーストラリア法人は、同市場に導入する新型「C-HR」を発表しました。現地の左側通行の道路法規にのっとった右ハンドル仕様となる予定です。
新型「C-HR」右ハンドル仕様も登場へ
トヨタのオーストラリア法人は、同市場に導入する新型「C-HR」を発表しました。同日欧州でも発表されたモデルとは何が異なるのでしょうか。
C-HRの起源は、2014年9月開催のパリモーターショーで公開されたコンセプトモデル「TOYOTA C-HR Concept」です。このコンセプトモデルとほぼ同等の斬新なデザインで、2016年12月に“クーペスタイルのコンパクトSUV”として正式デビュー、日本でも展開されています。
日本では2019年のマイナーチェンジで、フロントのエアインテークを拡大するなどエクステリアの変更や、MTモデルの追加、シーケンシャルウインカーを採用するなど改良が施されましたが、23年7月下旬をもって生産終了することが知らされており、以後の販売の予定がありません。
そんなC-HRですが、2代目となる新型「C-HR」が2023年6月26日に欧州で世界初公開されると同時に、オーストラリアでも発表されました。
エクステリアは、欧州モデル同様、2022年12月5日にも次期型C-HRと明示されたコンセプトカー「C-HR プロローグ」とほとんど変わらない、まさに「路上のコンセプトカー」といったインパクトの強いデザイン。フロントフェイスには新型「プリウス」などトヨタの新型車に多く起用される「ハンマーヘッド」デザインを採用、シャープな印象となっています。
インテリアも欧州同様の、スポーティで洗練されたデザイン。危機が迫ると赤く光り、安全装備としても活躍するアンビエントライトは、最大64色から選択できるほか、時間の経過と同期して24色の色合いが変化する設定もあり、朝の明るい色から夕方のよりリラックスした色へと変化します。
また左側通行のオーストラリアで販売されるため、右ハンドルとなります。
欧州では明かされなかったボディサイズが、オーストラリアでは公開されました。
新型C-HRのボディサイズは、全長4360mm×全幅1830mm×全高1558mm‐1564mmで、ホイールベース2640mm、フロントオーバーハング915mm、リアオーバーハング805mmに設定されています。
グレード展開は、GXL、Koba、そして最上級グレードとなるGR スポーツの3種。
パワートレインは、GXL・Kobaに搭載されるシステム最高出力約140馬力の1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッド(FFのみ)と、GR スポーツに搭載されるシステム最高出力約197馬力の2.0リッターエンジン+前後2モーターのハイブリッド(AWDのみ)の2種類を用意。最高速度はGXL・Kobaで170km/h、GR スポーツで180km/hとなります。
オーストラリアでは、新型C-HRは2024年上半期に登場する予定です。価格などさらなる詳細は発売が近づくにつれ、公開される予定です。
トヨタのオーストラリア法人で販売・マーケティング・フランチャイズ運営担当副社長を務めるショーン・ハンリー氏は、新型C-HRのオーストラリア発売について以下のようにコメントしています。
「C-HRは、シャープなスタイルのSUVを求めるオーストラリアのユーザーから支持を集めています。新型C-HRは、そのダイナミックな外観、性能、機能はヨーロッパを起源にするクルマにふさわしいプレミアムな仕上がりです。
当社の顧客はハイブリッドモデルを求めており、この新型C-HRは、ハイブリッド専用パワートレインを搭載したオーストラリア初のトヨタ車となります」
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