「まえぇぇ!」 まさに“高速道路ミサイル”!? 工事帯に突っ込む“衝撃映像”が話題に 「“運転支援機能“過信しないで」悲痛の声

NEXCO中日本東京支社が投稿した高速道路の事故に関する動画が話題を集めています。一体どのような内容なのでしょうか。

クルマが工事箇所に突っ込む! 怖すぎる衝撃映像が話題

 NEXCO中日本東京支社がツイッターの公式アカウントに投稿した動画が話題を集めています。一体どのような内容なのでしょうか。

高速道路上の工事規制箇所(画像はイメージ)
高速道路上の工事規制箇所(画像はイメージ)

 NEXCO中日本東京支社(@c_nexco_tokyo)は以下のコメントとともに、30秒ほどの動画を投稿しました。

「高速道路上の工事規制箇所へ衝突する事故が多発しています!

 運転支援機能を過信し、前方を見ていないと思われる事故や、スマートフォンを見ながらの『ながら運転』による事故の多発と考えられます。

 走行中は前を見て運転してください」

 動画では、道路の片側や路肩が工事規制箇所となっていて、規制予告をする矢印の看板が立っており、走行する車線が誘導されている中で、高速道路を走行するクルマが矢印の看板に衝突したり跳ね除けたりするほか、作業車に突っ込んで衝突する様子も見られるなど、かなり衝撃的な事故の様子が映し出されています。

 投稿を見たユーザーからは「怖いですね」「何キロか前から警告出てるのに…」といった驚きの声のほか、「毎日高速道路を走りますが、工事車線規制のギリギリで入ってくる乗用車がかなりいます」など日々目撃しているという声もありました。

 今回動画を投稿した経緯について、NEXCO中日本の広報担当者は以下のように話します。

「運転支援機能を過信したことによる事故が多発しているほか、工事中の作業員の事故に遭う危険性もあることから、注意を呼びかけるべく投稿をしました。

 運転時は、ながら運転をせず前を見て運転に集中することを心がけていただきたいです」

 動画下には「運転に集中して!」とテロップで注意を呼びかけており、運転支援機能の過信やながら運転の危険性を強く訴えている様子がうかがえます。

※ ※ ※

 運転支援機能というと、例えばACC(オートクルーズコントロール)では、車両前方に備え付けられたカメラやレーダーなどによって前方車両を認識し、ドライバーがアクセルペダルを操作しなくても、一定の車間距離を保ちながら追従することが可能です。

 ドライバーにとっては便利な機能といえますが、あくまでこうした支援機能は“支援”であり、運転の主体はドライバー(人間)です。

 各自動車メーカーの安全支援機能の注意点には、システムを過信せず常に自らの責任で周囲の状況を把握し、自身の操作で安全を確保することと必ず記載があります。

 また安全支援機能は、今回のような工事規制箇所の規制看板などに反応しないケースがあるといい、例えばトヨタ安全機能「Toyota Safety Sense」を例に見てみると、「車線と誤って認識するような路側構造物(ガードレール・縁石・反射ポールなど)があるとき」にはハンドル操作サポートが正常に作動しない場合があると説明しています。

 今回の投稿は、運転支援機能を過信した際の危険性について、多くのユーザーの啓発につながる投稿といえるでしょう。ドライバーは気を引き締めて安全運転を心がけましょう。

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1件のコメント

  1. こういう車線減少で「ファスナー合流だ!」とアホなこといって何台も抜いてから割り込むクズが事故おこすんだよな…。ファスナー合流ってのは、車線数が減少する場合につかうものではない。
    車線数の減少で、渋滞の先頭から割り込んだら、それは違法行為。
    なお高速などの通常の合流であれば合法だが、ファスナー合流で「優先側を抜かない」というマナーを守らないのも屑のやることだからね。抜いてから割り込まれると、優先側に渋滞が発生したり、いつまでたっても渋滞解消しなかったりする。
    だいたい「あくまでも優先側に譲ってもらっているだけ」ということを無視するのは人としても終わっている。譲られているという認識がきちんとあるなら、抜くという発想はでないはずなんだが。
    ごく普通の車線変更でも、隣りの車線の車をぬいてから車線変更するいかれたのがほんと多い…。前にはいっていいのは、追越し(本来はいうまでもないが前をはしっていた車1台だけ抜く行為)の場合のみで、他のケースで抜いてから車線変更は、身勝手なくずのやること。

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